試合情報

一軍試合速報

TOP > 試合情報 > 一軍試合速報

FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。

  • 最新のスコア
  • テーブルスコア
  • 試合経過
  • ベンチ入り選手
  • 選手コメント
  • 戦評
  • 熱狂メーター

ビッグイニングで止まらぬ5連勝

4月16日の前回対戦では6回を投げて1失点。来日初登板で巨人打線の抑え方を覚えたウィルカーソンはこの日もしっかり仕事をこなした。チェンジアップを有効に使った奥行きのある組み立てで相手打線を翻弄する。2回に2点を先制されてもその後のピンチは踏ん張り、一方的な展開にはさせない。5回まで追加点を与えず105球を投じ試合を作った。

この粘り強い投球に打線も応えた。4回に近本と中野の1、2番コンビがエンドランを成功させてチャンスを作る。無死1、3塁打から中野が仕掛けた盗塁が相手の悪送球を誘い、近本が悠々生還。内野安打1本で1点差に迫り、6回には2死2塁から佐藤輝がレフト前に適時打を放ち試合を振り出しに戻した。

2-2の7回には3つの四球で2死ながら満塁とするともらったチャンスを逃さない。近本が押し出し四球を選んで勝ち越しに成功。押せ押せムードを作り出すと中野の2点適時打で突き放す。さらに大山の押し出し四球、糸井の2点適時打で得点を重ね一挙6得点。8-2と大量リードを奪った。

その裏の守備ではファインプレー3連発が飛び出した。サードからライト前にまわった佐藤輝に代走出場からサード守備に就いた熊谷、そして広い守備範囲を誇るセンターの近本が難しい打球をノーバウンドでグラブに収めた。

トドメは8回に山本が2点本塁打を放つ。かつての本拠地でアーチを描き、試合を決めた。

同点の6回に登板し2つの三振を奪って1回を無失点に抑えた渡邉が嬉しいプロ初勝利。「かなり遠まわりをして初勝利ということで、とても嬉しく思いますし、誇りに思います。何とか良い流れをチームに呼べるように一生懸命投げました。(ウイニングボールは)家族に送りたいなと思います」

先発が試合を作り、足を絡めた攻撃で試合を動かしリードを奪えば好守備で反撃を許さない。やりたい野球を選手が体現しての5連勝に矢野監督は「走るのがうちの野球なので、チャンスがあればみんな意識高くやってくれてると思います。打線もいい形になってきてるのでこのまま行きたいですね」と巻き返しへ手応え十分。明日狙うはただ一つ。今季初の同一カード3連勝だ。