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最強投手陣が抑えるも援護に恵まれず

5月のチーム防御率は1点台。先発陣もリリーフ陣も安定した投球を続け、驚異的な好成績を叩き出した。5月最後の試合でも最強投手陣は期待通りのパフォーマンスを発揮した。

先発の西勇は初回に安打を浴びても1死1塁から併殺打に打ち取る上々の立ち上がり。2回の先頭打者に被弾しても自分のリズムを崩さない。きっちりコースを突き、ストライクゾーンの出し入れでアウトを重ねた。7回に四球とワイルドピッチで招いた無死2塁のピンチも内野ゴロ3つで追加点を与えず無失点で切り抜けた。7回を6安打1失点、先発としての役割をしっかり果たした。

難しい打球をサードの佐藤輝がさばくなど守備面ではアシストした野手陣だが援護点を送ることが出来ない。前半は近本の内野安打1本に抑えられてしまった。それでも6回には1死から中野の打球が野手の間に落ちるラッキーな安打。2死後に佐藤輝のセカンド内野安打で1、3塁とした。7回は3連続代打に代走起用と矢野監督はカードを切る。8回は1死から中野が安打を放ち、佐藤輝の四球で走者をためた。同点、逆転への足掛かりこそ作るもののあと1本が出ない。

守っても慎重を期した継投にもかかわらず8回に2点目を失ってしまう。劣勢のまま最終回を迎えたが9回に藤浪の名前がコールされると甲子園は沸いた。

ファームでは14回で21奪三振、防御率0.64。格の違いを見せつけた長身右腕は復帰マウンドでも150km/h台後半のストレートを連発し得意のカットボールを決め球に三振を奪う。四球を与えても途中からマスクをかぶっていた長坂が飛び出した走者を刺し、結果的には3人で西武の攻撃を終わらせた。

その裏には糸原が安打で出塁し1死後、藤浪の代打・北條が良い当たりの打球を左中間に飛ばす。しかし惜しくもセンターフライとなり得点にはつながらない。投手陣は2失点に抑えたが最後までホームが踏めなかった。

明日からは月も変わる。気持ち新たに6月は打撃陣が投手陣を助ける試合を増やしたい。