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桐敷が好投も打線の援護に恵まれず
開幕ローテーションを勝ち取ったルーキー左腕がたくましく成長、4月14日以来となる1軍マウンドで力強い投球を披露した。
先発を任された桐敷は押し込む投球で5回を1失点に抑えた。2回に被弾し先制を許したもののこの一発を除けば2塁を踏ませず試合を作った。
「前回登板の反省を活かし、強いストレートを投げ込むことができたところは良かったのですが、カウント負けして甘くなりHRを打たれてしまった場面を振り返ると悔しいです。最少失点で粘ることは出来たと思うのでこれから長いイニングを投げていけるように頑張ります」
ファームでの防御率は1.18。しっかり結果を残して掴んだチャンスで大いにアピールした。
援護したい打線は1点を追う2回、先頭の佐藤輝が2塁打を放つ。しかし続く大山の打球は相手のファインプレーに阻まれ、無死2塁のチャンスをものに出来ない。広島先発のアンダーソンの威力あるストレートに押され、7回に大山の放ったレフトへの大飛球も柵越えにはひと伸び足りずホームの遠い展開が続いていた。
そんな中でもリリーフ陣は6回からケラー、岩貞、アルカンタラとつないで無失点リレー。打線の奮起を信じてそれぞれがきっちり役割を果たした。しかし9回に加治屋が無死1、3塁の大ピンチを招いてしまう。2死までこぎつけたが前進守備のセンターの頭上を越える2点適時2塁打を浴びリードを広げられてしまった。
3点を追う9回は2番からの好打順。逆転サヨナラへの期待は高まったが島田は三振に倒れ、30試合連続安打を記録していた近本もセカンドゴロ。佐藤輝もレフトフライに打ち取られ白星はならなかった。
連勝は3で、近本の連続試合安打記録も止まったが桐敷の好投は明るい材料。再び連勝するべく明日はエースの青柳が勝利を呼び込む。