試合情報

一軍試合速報

TOP > 試合情報 > 一軍試合速報

FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。

  • 最新のスコア
  • テーブルスコア
  • 試合経過
  • ベンチ入り選手
  • 選手コメント
  • 戦評
  • 熱狂メーター

青柳が完封の大仕事、大勝を呼び込む

今季のヤクルトは確かに強い。首位を快走し、すでにマジックを点灯させている。そんな好調なチームを相手に理想的な試合運びで大勝、カード初戦をものにした。

初回、中野の安打から2死2塁とすると佐藤輝がライトフェンスを直撃する先制の適時3塁打を放った。

「感触は良かったですが、風が強かったので「取らないでくれ!」と思って走っていました。まずは先制することができてよかったです」

援護をもらった先発の青柳はさすがの投球で試合を作った。不利なカウントにしてしまっても巧みに打ち取り、走者を出しても併殺打に仕留める。ヤクルト打線を翻弄し0を並べ続けるエースの好投に打線も応えた。

6回、1死から島田が意表を突くセーフティバントで出塁し、近本がライトスタンドに叩き込んだ。

「浮いてきたストレートを一発で仕留めることができました。(青柳)ヤギさんを援護できてよかったです。今日からまた(連続試合安打を打てるよう)頑張ります」

連続試合安打記録は30で止まったが再び大記録へ向かう一打は会心のアーチ。相手の得意球を完璧に仕留めた。

リードを3点に広げてもまだまだ満足しない。7回には山本の安打から1死満塁とし島田の適時打や大山の2点適時打などで5得点。ビッグイニングを作り一気に試合を決めた。

8点のリードをもらった青柳は余裕を持って終盤のマウンドへ。全く危なげない投球は続き、最後までホームを踏ませなかった。アウトの半分近くをゴロアウトで奪い3安打完封で今季9勝目を挙げた。

「スワローズがバッティングの良いチームなので1人1人丁寧に行こうと(捕手の坂本と)話してマウンドに上がりました。完封は出来過ぎかなと思いますけど、前の3連戦、中継ぎが頑張ってくれていたので、1イニングでも1球でも多く投げようと思っていたので、最後まで投げ切れて良かったなと思います」

変則右腕の青柳が術中にはめてタイミングを崩し、明日は技巧派左腕の伊藤将を先発マウンドに送る。連勝へ視界良好だ。