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佐藤輝が4番の働きで西勇の完封を援護

打線の要、頼れる大砲が戻ってきた。新型コロナウイルスに感染していた大山が1軍合流、5番・ファーストで即スタメン出場した。主砲の復帰した打線からの援護を待つ間、先発した西勇の高い制球力と投球術が冴え渡った。

初回2死1塁では巨人の4番・中田に対し徹底してインコースを攻める。4球連続でシュートを投げ込み見逃し三振に仕留めた。両コーナーを正確に突く横の揺さぶりで5回2死まで無安打無失点投球。西勇の好投により1時間半かからず6回が終了するハイペースで試合が進んだ。

打線は終盤につながった。両チーム無得点の7回、先頭のロハス・ジュニアがレフトへ2塁打を放つ。無死のチャンスを作ると佐藤輝の打球はショートのグラブを越え外野へ抜ける。先制点を叩き出した。価値ある一打となったが4番のバットはこんなものでは満足しない。

8回に2死1、3塁で打席に立った佐藤輝はセンターへどデカい飛球を弾き返す。惜しくも柵越えはならなかったがフェンス直撃の長打となり佐藤輝は3塁に到達。もちろん走者は2人は悠々ホームを駆け抜けた。矢野監督が「連敗中は悔しい思いをしましたし、そういう気持ちを晴らすヒットになったと思うんで、ここからのっていってほしい」と話す適時3塁打で非常に大きな2点を追加した。この後さらに相手のバッテリーミスで佐藤輝も生還しこの回3得点。リードを4点に広げた。

終盤でようやく援護点を得た西勇は8回1死1、2塁から左中間へ安打性の打球を飛ばされるが途中出場の江越がスライディングキャッチ。次打者はセカンドフライに仕留め、この日最大のピンチを切り抜けた。無失点のまま9回もマウンドへ。最終回は2死から安打を浴びたが大勢には影響なし。最後はサード・木浪の好守備で27個目のアウトを奪い、今季2度目の完封勝利を挙げた。

「(捕手の坂本)誠志郎と入念に打ち合わせしましたし自分の状態も悪くないのも感じてましたので誠志郎の配球に自分が応えるだけかなと思ってました。バックの守備が素晴らしかったので心強かったです。チーム全体で連勝を続けられるよう、全員で必死に頑張っていきます」

明日は前回登板で好投した藤浪が先発する。西勇の技術でカード初戦を取り、藤浪の豪球で勝ち越しを決めたい。