FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。
観客動員200万人突破星で連敗止める
2試合連続完封負けの負のオーラは序盤で振り払った。
初回、いきなり2死満塁のチャンスを作るとロハス・ジュニアが2ストライクからフルカウントに持ち込み、最後は際どい球を見極める。押し出しにより1点を先制した。これで呪縛を解き3回に攻め立てた。1死1塁から大山が左中間へ長打を放つと1走・近本は一気に生還を果たす。さらに糸原の適時打と相手の適時失策で加点、この回3点を奪い試合の主導権を握った。
援護をもらった先発の西純は球のバラつきが目立ったがピンチで踏ん張った。6回を投げて無失点、打撃でも8番で起用された強打者は2安打をマークし役割を果たした。
「ベイスターズは凄い勢いがあったんですけど(捕手の坂本)誠志郎さんのリードを信じて投げるだけでした。ピンチは多かったですけど0で切り抜けられたのは良かったかなと思ってます」
4点リードの7回には岩崎がマウンドへ。2死満塁のピンチを招き、DeNAの好打者・佐野に対して2ボールとカウントを悪くしてしまうが数多くの修羅場をくぐり抜けてきた左腕は冷静だった。スライダーを続けてキャッチャーファールフライに打ち取り大きな山場を切り抜けた。
その裏に打線は2死1、2塁から坂本の適時打で欲しかった追加点を奪う。相手のバックホームよりも早く代走の江越がヘッドスライディングで5点目のホームをかすめとった。
セーフティリードを奪うとアルカンタラ、小林が終盤のイニングを抑え逃げ切りに成功。負けていれば上位争いから後退するところだったが踏みとどまった。苦しい状況でも諦められない理由がある。この日で主催試合の観客動員数が12球団最速で200万人を突破、キャプテンの坂本は「何よりも12球団で1番の力になるものだと思ってますし、そういう声援の中で野球が出来るというのは本当に幸せだと思います」と感謝を示した。鉄壁のリリーフ陣以上にファンの声援が何よりの武器。それはホームでもビジターでも変わらない。明日からはバンテリンドームでの中日戦、敵地で相手エース・大野雄を打ち崩す。
