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佐藤輝の一発からの反撃も及ばず

甲子園での伝統の一戦で岡田監督は打線を組み替えた。
2番・キャッチャー、梅野。
3番・セカンド、中野。
新打線は5点のビハインドを跳ね返すべく中盤に猛攻を見せた。

前日の雨天中止から西勇がスライド登板。4月11日の巨人との前回対戦では7回途中を3失点に抑えていたが序盤でつかまってしまう。3回5失点、安定感抜群の右腕がまさかの早期降板となってしまった。

それでも中盤に大きく流れを引き寄せた。4回からマウンドに上がった及川が2回を投げて4奪三振無失点。この好投に打線も応える。5回、先頭の佐藤輝がライトスタンドに本塁打を放った。

「良い感触で打つことができましたし、久しぶりにダイヤモンドを一周できて気持ちよかったです」

待望の今季1号は対空時間の長い、これぞ長距離砲の一撃。スコア上はまだ4点の開きがあったが球場の空気は一変した。島田、木浪の連打でチャンスを作ると代打・渡辺諒の放った鋭い打球がレフト線を襲う。

「(佐藤)テルがホームランで勢いをつけてくれました。みんながチャンス作ってくれたので、自分もしっかり繋ぐことができてよかったです」

追撃の適時2塁打となり雰囲気は完全に押せ押せムードに。打順がトップに返ると近本もセンター前に適時打を弾き返した。

「打線が繋がって良い流れで回ってきた打席でしたし、とにかく自分も後ろに繋いでいく気持ちでした」

佐藤輝の本塁打を号砲に怒涛の5連打。無死1、3塁からは梅野の併殺打の間に3走・渡辺諒が生還しこの回4点目。劣勢の展開をものともしない猛攻で1点差に迫った。

加治屋、K.ケラーのリリーフ陣もきっちり無失点投球で役割を果たすが、打線が6回以降は四死球や相手の失策で走者を出すものの得点には至らない。あと1点が奪えずにいると8回に岩貞が手痛い3点本塁打を被弾してしまう。残り2イニングでの4点差はあまりに重く、白星をつかむことは出来なかった。

連敗だけは避けたい明日の試合は伊藤将が先発する。肩の違和感から復帰した左腕に託す。