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連夜の完封勝ち。GWは大型連勝へ

前日に19安打15得点と爆発した打線の勢いは日が変わっても、対戦相手と球場が変わっても続いていた。初回、2死走者なしから強烈な先制パンチを浴びせた。

近本、中野が打ち取られても関係ない。大山の安打と2四球で満塁とすると井上がレフト前に2点適時打を放った。

「スピードもある投手でとにかくコンパクトに(投手の)足元を狙って打ちました。先制することができてよかったです」

さらに2死1、2塁から坂本も適時打で続く。履正社高校が日本一になった時の4番が井上で、歴代でも最高クラスの主将が坂本。8歳差の名門校出身の2人がプロで共演、3点の先制に成功した。

援護点をもらった先発の大竹はこの日も立ち上がりから安定感抜群だった。1回り目は無安打に抑え、3回に2死2塁と初めて走者を得点圏に背負っても右打者のインコースへズバッと決めて空振り三振で切り抜けた。テンポの良い投球にバックも応えた。4回にセンターの近本が後方への打球を大ファインプレーで捕球する。好守備に助けられた大竹は要所でコースも高さも間違えない。2死1塁からインコースへのストレートを効かせた後にチェンジアップを投じるとヤクルトのオスナは反応出来ない。相手打者の読みを外す坂本の好リードも冴え見逃し三振に仕留めた。連打を浴びた5回も後続を断って無失点。先発の役割をしっかり果たし「ランナーを出したんですけど、ここぞのところで攻める気持ちを最後まで持ち続けたところが結果に結
びついたと思います。緊張してる中で初回に3点取っていただいてそのおかげで楽に投げられました。ビジター球場とは思えないご声援をいただいたので、素晴らしいファンの皆さんに支えられて投げられることが出来たと思います」と心地良い汗を拭った。

打線は追加点こそ奪えていなかったが粘り強い攻撃を続けてヤクルト先発の高橋に5回までに106球を投げさせた。そして6回には2死3塁から大山の適時打で加点。貴重な1点を奪いリードを4点に広げた。

リリーフ陣も石井が2回を無失点、8回は岩崎が三者凡退に抑えた。最後はK.ケラーが締めて逃げ切りに成功。前日は圧倒する勝ち方で、この日はきっちり勝ち切った。隙のない野球を続けている限り負ける理由が見当たらない。ゴールデンウィークは大型連勝の予感がプンプンする。