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中軸アーチ共演。3本塁打の快勝
4番・大山、5番・佐藤輝は不動の中軸でありその後を打つ打者が打線のポイント。固定出来ずにいた6番・ライトに新外国人のミエセスが名乗りを挙げた。
まずは初回に大山が2点本塁打をレフトスタンドに突き刺した。
「しっかりと自分のスイングができました。前回の対戦では遠藤投手から点を取れていなかったので、まずは先に点を取ることができてよかったです」
先制アーチは2階席まで運ぶ特大弾。この一撃に左の大砲も呼応した。3回、安打で出塁した大山を1塁に置いて佐藤輝がレフトへ2点本塁打を放った。
「大山さんが打線に勢いをつけてくれているので、僕もその流れに乗ることができてよかったです」
欲しかった追加点は逆方向への一撃で奪い、これで2発4得点。6回には1軍合流即スタメンのミエセスもレフトスタンドへ特大の一発を放った。
「すごく興奮してますし、嬉しいですしこういう気持ちになったのも久々です。ホームランボールはドミニカに持って帰ろうと思います。亡くなってしまったんですけど父にあげたいと思います。きっと天国で見てくれていたと思います」
体重120kgの巨漢助っ人の来日初安打は初アーチ。中軸が最高の働きをし大きく有利に立った。
一発攻勢による援護点をもらった大竹は立ち上がりに無死1、3塁としてしまうが巧みな牽制で切り抜け、先頭打者に安打を浴びた3回も次打者を併殺打に仕留めピンチの芽を摘んだ。4回2死1、2塁も凌ぐなど要所を締める投球で7回を無四球無失点。しっかり先発の役割を果たした。
「初回のピンチでの投球がこの試合のターニングポイントでした。相手打線の中軸でしたが、落ち着いてしっかり勝負できたと思います。そのあとも全体的に余裕を持って投げることができたのは、野手の皆さんが得点を取ってくれたおかげなので、とても感謝しています」
5点リードの8回は石井が三者連続三振の完璧なリリーフで広島打線の反撃意欲をへし折った。9回は岩貞が抑え余裕を持った展開で逃げ切りに成功。連勝を3に伸ばした。明日は防御率0.00の現在セリーグ最強投手、村上が先発する。4連勝への期待は高まるばかりだ。