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14安打9得点の猛攻で今季初の5連勝

中日とのビジターゲームに良いイメージはあまり沸かない。相手の本拠地、バンテリンドームは投手有利の球場で鬼門となっている。だがこの日の試合会場は豊橋市民球場。中堅115m、両翼93mとプロが使用するには狭い球場だ。打者有利のヒッターズパーク、攻撃陣は初回から相手投手に襲いかかった。

中野、ノイジーの連打と大山の四球で2死満塁のチャンスを作るとミエセスの適時打で先制点を奪った。

「満塁のチャンスで大振りにならないようにランナーを還すことを考えて打つことができたね」

1点リードの5回には猛攻を見せた。中野、ノイジーの連打で走者をためて大山、佐藤輝もHランプを灯す。4連打で2点を追加し下位打線もこの勢いに乗った。1死後に坂本、木浪も連続適時打でたたみかけた。5点目を叩き出した木浪は「初球から打ちにいくと決めていました。狭い球場で何があるかわからないですし、大事な追加点を取ることができてよかったです」。この回6安打を集中させて一挙4得点、中盤のビッグイニングで大きくリードを広げた。

防御率0.28の先発・村上も慣れない地方球場のマウンドに苦労することなく好投していた。立ち上がりはわずか7球で三者凡退。伸びのあるストレートと同じ軌道から変化させる球を駆使して4回まできっちり無失点に抑えた。快調な投球を続け5回に味方打線が大量援護、これで勝利は間違いないかと思われたがその裏に警戒していた一発を浴びて1点差に迫られてしまう。

5-0が5-4に。それでもそこからが強かった。6回にミエセスの内野ゴロの間に1点を奪い、その裏には及川が先頭打者に安打を浴びたが後続は三者連続三振で何も起こさせない。イニングを跨いで左打者を2人抑えたところでお役御免。

「流れを切るという気持ちでマウンドに上がりました。回跨ぎ、しっかり抑えられて良かったです。良い感覚で投げられてますし、それが結果に現れていると思います。マウンドでしっかり(ファンの)声、聞こえてました。ありがとうございます」

その後もリリーフ陣の好投で試合を落ち着かせると2点リードの9回に近本の2点適時打と中野の犠牲フライで3点を奪い勝負あり。トータル14安打9得点の猛攻で今季初の5連勝を飾った。打っても投げても各自がしっかり仕事を果たせている。バンテリンドームでも中日を叩く。