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大山が意地の一発も反撃及ばず
交流戦を終えてセリーグでの戦いが再開。いきなり2位のDeNAとぶつかる首位攻防戦となった。
ライバルを叩きたいところだったが打線は相手のエース・今永を攻めあぐねた。やや制球にバラつきのあった立ち上がりこそチャンスを作ったが先制点はならなかった。1死から中野が2塁打を放ち、大山が四球を選ぶ。2死1、3塁の場面で佐藤輝は際どい球を見極めフルカウントまで持ち込んだが三振に倒れてしまった。先制機を逃すとその後は0行進。攻略の糸口をつかめぬままイニングが進んでしまった。
逆に先発のビーズリーは初回と2回こそ走者を出しながらも凌いでいたが、3回2死から連打を浴びて2点を失う。その後の2死満塁は踏ん張ったものの来日初勝利はならなかった。
「制球に苦しんだ部分もあるし、ピンチで粘れず得点を許してしまい、自分の投球をすることができなかった。先発転向してゲームメイクやイニングを重ねていくとこを求めらていると思っているし課題としてやっていきたい」
2点のビハインドを背負う中でも2番手の馬場が2回をパーフェクト投球と好リリーフ。打席でも野手顔負けの豪快なスイングを披露した。勝利への執念を見せ、1軍昇格して即結果を残した。
しかし6回にK.ケラーが被弾して追いかける点差は3点に。8回に代打・原口と近本の連打で1、2塁としたが得点ならず。ノイジーの放った安打性の打球も相手の好守備に阻まれてしまった。
それでも9回、先頭打者の大山がレフトスタンドに今季8号の本塁打をライナーで突き刺した。1死後に森下も安打を放ち反撃ムードは高まったが追いつくには至らず。
明日はゲームメイク能力の高い伊藤将を先発マウンドに送り、勝利を目指す。
