FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。
村上の好投を14安打8得点で援護
セ・リーグ最強投手はやはり好投手だった。オールスターにファン投票で選出された村上だが1軍のローテーションを務めるのは初めての経験。ニューヒーローは交流戦後の空き日程を利用し中15日の調整期間を経て先発マウンドへ。初回は三者凡退で、2回は三者三振。中日打線を寄せ付けなかった。
打線も初回から援護点を送った。近本の2塁打と中野の安打でチャンスを作るとノイジーの打球が相手の失策を誘い1点を先制。そして打のニューヒーローも仕事をこなす。2死1、3塁から前川が適時打を放ち2点目を奪った。村上と前川は共に智弁学園高校出身。学年は離れているものの名門校のエースとスラッガーがプロの舞台でも共演した。
3回にも1点を加えリードを広げると、今季の新戦力で俺を忘れてもらっては困ると言わんばかりに5回、渡辺諒がバックスクリーンに2点本塁打を放った。
「超満員の中で1周出来たのはすごく気持ち良かったです。1番気持ちいいホームランでしたし嬉しかったです」
効果的な一発でリードは5点に。大量援護を受けた村上は走者を背負っても慌てない。要所を締めて7回を無失点。先発の役割を果たした。
「少し初回は緊張してしまったんですけど0に抑えられて良かったです。(オールスターは)ノミネート外から皆さんに手間をかけて投票していただいたので本当にありがとうございます。(次回も)チームが勝てるピッチングをしたいのでまた応援よろしくお願いします」
打線は7回にも渡辺諒、大山の連続適時2塁打などで3点を追加。前日が27歳の誕生日だった中野は4安打の固め打ちで4度ホームを踏み勝利に貢献した。「今日はタイミングを変えながらうまく打席の中で修正出来たと思います。自分が得点に絡めばチームもいい勢いでこういう試合になると思うので、今後もしっかり塁に出て得点出来るように頑張りたいと思います」
投手陣は村上から馬場、石井とつないで無失点リレー。打線は14安打8得点と終始攻め続けてカード勝ち越しを決めた。明日からは伝統の一戦。東京ドームでも好ゲームに期待だ。