試合情報

一軍試合速報

TOP > 試合情報 > 一軍試合速報

FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。

  • 最新のスコア
  • テーブルスコア
  • 試合経過
  • ベンチ入り選手
  • 選手コメント
  • 戦評
  • 熱狂メーター

気迫の猛追も届かず首位を明け渡す

主催49試合目にして観客動員数は200万人を突破。これは12球団最速だ。どこより大きな声援が劣勢の展開でも選手の背中を押した。

初回と2回は走者を出しながらも凌いでいた先発の才木だが3回に2点を失ってしまう。それでもその裏に先頭の木浪が2塁打でチャンスメイク。2死3塁となってから中野が適時2塁打を放ちすぐさま反撃した。

「ストレートに振り負けずにしっかり振り切ることができました。取られた後だったので、すぐに1点返すことができてよかったです」

1点差に迫り、4回には先頭の大山がレフトスタンドへ美しい放物線を描いた。

「才木が頑張ってくれているので、なんとか援護したい気持ちでした。甘い球をしっかり1球でしとめることができたと思います」

2日前には菅野から逆転弾、この日は戸郷から同点弾。巨人の主力投手を仕留めた。

4番の活躍で2-2としたものの5回に守備の乱れから才木が崩れてしまう。イニング途中でマウンドを降りるとリリーフした馬場も相手に傾いた流れを止められない。6失点のビッグイニングを作ってしまった。

だが大きなビハインドを背負っても集中力は切らさない。6回の守備では生還を狙った走者をセンター・近本の好送球でタッチアウト。7回1死2塁の場面ではライト前に落ちそうな打球をセカンドの中野がジャンピングキャッチ。飛び出した走者も刺し併殺を奪った。ビッグプレーに助けられた桐敷は2回を無失点に抑えた。

すると打線は6点を追う7回、木浪の安打からチャンスを作り中野の適時2塁打で反撃。さらに2死2、3塁から森下の2点適時打で3点差に詰め寄った。

8回に1点を失うが、その裏に佐藤輝が捉えた打球はセンター左のフェンスの向こう側へ着弾。豪快な一撃で再び3点差とした。

しかし反撃もここまで。甲子園らしからぬ点の取り合いで抜け出すことが出来ず、2位の広島に首位を明け渡すことになってしまった。それならば奪い返すのみ。明日からは広島との直接対決、長期ロード前最後のカードでは甲子園に何度も六甲おろしを響かせたい。