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近本が復帰後初アーチも勝利ならず
中堅からベテランの域に差し掛かる秋山とって勝負のマウンドだった。今季は4月1日、開幕2戦目のDeNA戦で先発したが5回5失点と結果を残せず。翌日には登録を抹消された。次のチャンスに向けて調整していたがその間に村上、大竹が台頭。ローテーションに空きがなく中々声がかからなかった。そんな状況でもファームで7勝2敗、防御率3.46の好成績を残すと、大竹が発熱により特例抹消されたタイミングで実績十分の右腕に白羽の矢が立った。
しかし気持ちが入り過ぎたのか秋山は苦しい投球が続いた。初回のピンチは切り抜けたが2回に先制を許してしまう。
それでも1点を追う3回、近本がライトスタンドに同点弾を叩き込んだ。
「しっかり強いスイングをすることを心がけました。浮いてきた甘い球を1球で仕留めることができてよかったです」
今季5号は右肋骨骨折による離脱から復帰後初アーチ、試合を振り出しに戻した。
立ち直りたい秋山は4回1死2、3塁のピンチも粘って勝ち越しを許さない。ここぞの場面の制球力が光り中日の代打攻勢を退けた。中盤の難所を凌ぎ、長いイニングを投げたかったが5回に2点を失ったところでマウンドを降りた。
「先制点を取られたあとに追いついてもらった展開だったので、なんとか最少失点で切り抜けたかったです。粘り切れずに降板となってしまい申し訳ないです」
馬場、浜地、小林とつないだリリーフ陣は無失点リレー。打線の反撃を待ったが7回に先頭の大山が放った鋭い打球も柵越えには至らず惜しくもレフトフライ。中日リリーフ陣にかわされ2点のビハインドを追いつくことは出来なかった。
長期ロード最初のカードの勝ち越しをかけて明日はビーズリーが先発する。夏から秋の戦いを見据えれば投手は何枚いてもいい。勢いをつけるゲームにしたい。