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近本の戸郷粉砕弾で破竹の7連勝
今季の対戦成績は11勝4敗1分。巨人相手に戦う伝統の一戦で大きく勝ち越している。その中で相手先発の戸郷に対しては4度の対戦で3勝を献上、巨人にとっては最後の砦でありこの好投手を攻略出来ればもう負ける要素が見当たらない。
打線は走者を出しながらホームが踏めずにいた。ただ援護がなくとも先発・才木も巨人打線をねじ伏せた。7月27日以来、2週間ぶりの1軍マウンドで立ち上がりからストレートは150km/h台を連発。3回に無死1、3塁から併殺打の間に先制を許したが傷口は最小限にとどめた。中盤になっても好投は続き追加点は許さない。すると1点ビハインドで迎えた7回、ついに巨人最後の頼みの綱、戸郷を捉えた。
ノイジーのフェンス直撃2塁打から無死1、3塁すると牽制球で連携ミスがあり代走・島田が生還、相手の失策によって同点に追いついた。さらに2死2塁から近本がインコースのストレートを振り抜くと俊足の1番打者がこの時ばかりは走らない。手に残る完璧な感触からスタンドインを確信していた。
「後ろにつなぐ気持ちでしっかり振りました。接戦で良いピッチャーだったので、なんとかここで勝ち越さないと、という気持ちでした」
得点圏打率.405を誇るクラッチヒッターの今季6号アーチで勝ち越しに成功、3-1と2点のリードを奪った。
才木はその裏もしっかり抑えたが8回に一発を浴びて1点差に迫られ、さらにピンチを招いてしまう。1死1、3塁と一打同点の場面だったが加治屋と島本が後続を抑えリードを守った。
9回には1死1塁から原口が試合を決める2点本塁打。非常に大きなダメ押し点で巨人を突き放した。3点リードに変わったその裏はK.ケラーが締めて連勝を7まで伸ばした。
長期ロードは絶好調で明日からは貴重なホームゲーム。強い虎の姿を関西のファンに披露する。