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森下が4安打4打点もマジックお預け

10連勝の勢いに乗り2位・広島の本拠地、マツダスタジアムへ。形上は首位攻防戦だが8ゲーム差の大差をつけており、余裕はたっぷりだ。勝てばアレへのマジック29が点灯する。カウントダウン目前の試合は前日に23歳の誕生日を迎えたばかりの森下の一撃から始まった。

初回、近本が安打と盗塁でチャンスメイクし中野の内野ゴロで3塁へ。犠牲フライでも十分な場面で森下の打球はレフトスタンドの遥か彼方まで飛んでいった。

「打席に入る前から、ランナーを還す準備ができていました。追い込まれていましたが、食らいつく気持ちで難しい球をうまくとらえることができたと思います」

追い込まれてからインローの厳しい球にうまく反応。スムーズなバット軌道で捉えると先制の2点本塁打となった。

黄金ルーキーの活躍は続く。先発の西純が立ち上がりに被弾して同点とされてしまうが、2-2の3回1死2、3塁からはレフト線へ2点適時2塁打を放った。

「この回が始まる前から、チカ(近本)さん拓夢(中野)さんが絶対にチャンスで回してくれると思って、チャンスの場面で打席に入ることを頭の中でイメージして準備していたので、イメージ通り最高の場面で回ってきましたし、思い切って良い打撃ができたと思います」

捉えたのはまたしてもインコースの難しい球。試合に出続けることで日々成長している。ドラ1の後輩の勝ち越し打に佐藤輝も続いた。2死2塁からライト前に適時打を放ちリードを3点に広げた。

「勝ち越した直後でチームもいい雰囲気でしたし、点は何点あってもいいと思うので、しっかりランナーを還すことができてよかったです」

西純は走者を出しながらも気持ちを込めて腕を振っていたが5回に追い上げられ、リリーフ陣も6回につかまり逆転を許してしまう。

2点を追いかけることになった打線は8回、森下と大山の連打で作った無死2、3塁のチャンスは逃してしまうがそのままでは終わらない。9回にも木浪と代打・小野寺の連打で無死1、2塁とした。近本が併殺打に倒れた後、中野の適時打で6-7と1点差に迫った。一発が出れば逆転の場面で4打数4安打の森下に打順がまわったが劇的な一打は生まれず連勝ストップ、マジック点灯はお預けとなった。

明日は発熱により離脱していた大竹の復帰登板。再び始まる連勝の最初の一歩としたい。