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11連勝ストップも若虎が経験を積む
昨夜は18年ぶりの歓喜に酔いしれた。勝利の余韻も美酒の味も残る中での移動ゲーム。大きな目標を達成してもナインは少しも気を緩めない。1番の近本から5番の佐藤輝まではいつも通りのオーダーを組み、猛虎打線はいきなり初回からつながった。
中野と大山の安打で2死1、3塁とすると佐藤輝が適時打を放った。
「チャンスだったのでランナーを還したっかったです。追い込まれてしまったあとしっかり対応することができてよかったです」
さらに小野寺も適時打で続く。CSでのスタメン、レギュラー奪取を狙いしっかりアピール。2点の先制に成功した。
「久しぶりのスタメンで自分にとってはアピールのチャンスなので(佐藤)テルに続きたかったです。追加点を取ることができてよかったです」
バッテリーもフレッシュな顔触れとなった。榮枝がプロ初スタメンでマスクをかぶり、及川がプロ初先発。2イニング続けて先頭打者に安打を浴びたが、頼れる二遊間が併殺を奪い2回をきっちり無失点に抑えた。3回からは将来性豊かな速球派左腕の門別がプロ初のマウンドに上がった。結果は3回を投げて6安打3失点のほろ苦デビューとなったが、高卒ルーキーが1年目に1軍マウンドを経験出来たことに大きな意味がある。12球団屈指の投手陣は次の世代も楽しみだ。
打線は1点を追う5回に1死から中野、森下の連打で走者をため大山の適時打で同点とし、佐藤輝の適時打で勝ち越しに成功した。上位打線の4連打で4-3とリードを奪った。
6回に同点とされても再び小野寺が結果を残した。7回2死1塁からライトオーバーの適時2塁打で5-4と再び勝ち越しに成功した。
シーソーゲームの展開の中、打線は2桁安打を放ったものの終盤に逆転を許し競り負けた。連勝は11で一旦ストップとなったが、セリーグ優勝チームにとってここからは勝敗よりもCSへ向けて状態を上げることと戦力の見極めが重要となる。若手のアピールと個人タイトル争い、まだまだ熱い戦いを続ける。