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「俺たちを忘れるな」のアピール合戦
主力選手の一部は休養も兼ねてベンチスタート。レギュラー獲りを狙う選手にとっては大きなアピールチャンスだ。
先発のビーズリーもCSでの出場を狙う1人。約1ヶ月ぶりの1軍マウンドでは少々抜け球があっても力強いストレートでねじ伏せた。マスクをかぶる長坂との息の合ったバッテリーで首位打者のDeNA・宮崎を2打席連続三振に抑えるなど5回を3安打無失点。
「ストレートの質、感覚がよかった。イメージ通りコントロールできたボールが多かったとこもよかったね。5イニングで交代になってしまったけど自分のパフォーマンスを出すことができたと思うよ」
ポストシーズンでは先発だけでなくロングリリーフの可能な中継ぎも有力な選択肢となりそうだ。
野手陣は小幡と中野の二遊間が機敏な動きでゴロをさばくなどしたが、打つ方ではホームが遠い。2回に死球と失策により無死2、3塁、3回にも四死球で無死1、2塁とチャンスをもらったがあと1本が出ない。それでも1点を追う7回に小幡の安打と相手の失策で無死1、3塁とすると島田の併殺崩れの間に同点とした。
島田は俊足を生かした同点打の他にも盗塁を決め、出場機会が限られている中で.350超えの高打率を残す小野寺が安打を放ち、小幡も2安打をマーク。控え選手たちがしっかり持ち味を発揮すれば2点を追う9回には大山が意地の一発をレフトスタンドへ放った。
7連戦の3戦目に優勝を決めると深夜まで祝勝会や取材が続き、そこからは移動ゲームやナイター翌日デーゲームのハードな日程だった。明日は1日休んで次戦は甲子園での巨人戦。伝統の一戦では腰を落ち着けた戦いが出来るはず。王者らしい横綱野球に期待だ。