試合情報

一軍試合速報

TOP > 試合情報 > 一軍試合速報

FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。

  • 最新のスコア
  • テーブルスコア
  • 試合経過
  • ベンチ入り選手
  • 選手コメント
  • 戦評
  • 熱狂メーター

西勇の好投と大山の一発で燕に9連勝

今季のヤクルトとの最終戦は、1軍では初めて組んだ西勇と長坂のバッテリーがしっかり持ち味を発揮した。西勇の制球力を信頼した組み立てとコースいっぱいの出し入れでヤクルト打線を翻弄、相手打者が後手に回るような配球でバッテリーが主導権を握り続けた。

テンポの良い投球にバックもよく足が動く。センターの小野寺は外野手にとって最も難しい真後ろの大飛球を背走して捕球。西勇が好反応で弾いたピッチャー返しの打球はショートの小幡がベアハンドキャッチからのランニングスロー。セカンドの中野も難しいバウンドの打球を無駄のない動きで処理した。

西勇はほとんど走者を出すことなく6回途中まで無安打投球、7回を2安打無失点に抑えた。

「長坂のリードがすごく良くてリズム良く投げられました。しっかりマウンドで腕を振ることが出来ました」

西勇の好投に打線では4番が応えた。4回に中野が今季160本目の安打となる2塁打でチャンスメイクすると大山がレフトスタンドにアーチを描いた。始動からインパクト、フォロースルーまで何度も見たくなるような美しいスイングで先制に成功した。

「しっかり打つだけと思って打席に入りました。感触も良かったので、点を取ることが出来て良かったです」

2点リードで迎えた8回は桐敷が内野ゴロ3つの完璧リリーフ。9回は岩崎が締めてリーグ単独トップとなる34セーブ目を挙げた。

「セーブを挙げることが出来て良かったです。先発の西さんが試合を作ってくれて、大山がホームランを打ってくれて出番が来ましたのでチームの勝利だと思います。本当のアレに向かって突き進んで行きます」

先発が試合を作り、4番が打って、守護神が締める。無駄のない試合運びでヤクルト戦9連勝を飾った。

明日は今季の甲子園最終戦、先発マウンドには富田が上がる。岡田監督は「明日は富田と西純の2人で行きます」と若虎の好投に期待を寄せた。本拠地ラストゲームを白星で締めくくりたい。