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しぶとい攻撃と鉄壁リレーが炸裂
初めてホーム開催で戦うCSファイナルステージ。大事な先発マウンドを任された村上にとっても立ち上がりはいつもと勝手が違ったようだ。レギュラーシーズンでは144回1/3を投げて与えた四球は15個だけ。1試合平均で1個を下回る。抜群の制球力で白星を重ねていたが3回までに四球を2つ与え、4回に先制点を許してしまう。それでもチャンピオンチームがやすやすと引き下がるわけにはいかない。思い切りの良いルーキーと下位打線から繋がる打線、今季を象徴する攻撃ですぐに試合をひっくり返した。
1点を追う4回、森下がレフトスタンドに同点アーチを放った。
「すこい冷静だったので、自分の構えが出来ていたのでこの打席は打てるなと思ってました。良い緊張感はあったんですけど震えるような緊張はなかったです」
第1打席でもチーム初安打となる2塁打を放っており大物ぶりを発揮した。
1-1の5回には1死から坂本の死球と木浪の安打で1、3塁とすると村上が勝ち越しの適時2塁打を放った。なおも1死2、3塁のチャンスに近本も2点適時打で続いた。
「村上が打ってくれたので気楽に入ることが出来ました。短期決戦は決め球ばかり来るものと思ってインコースかアウトコースどちらかだなと思いながら、両方狙いながら外野フライを打とうとしました」
3点のリードを奪うと村上は勝ち越した直後のイニングをきっちり三者凡退に抑えたところでお役御免。緊張感ある中で6回1失点と先発の役割を果たした。
「初戦だったのでチームを勢いづけられるよう準備していました。調子はあまり良くなかったんですけど野手の皆さんが守って1失点に凌いでくれたので助けてもらったと思います」
7回は桐敷が三者連続三振の好リリーフでつかんだ流れを渡さない。8回はセカンド・中野の好守備もあり石井が2球で2死を奪う。左打者の続く場面では島本を投入。小刻みな継投で無失点リレーをつなげると最後は岩崎が3奪三振締め。攻撃も守備も短期決戦用の奇策を用いることなく横綱野球で押し切った。初戦をものにした岡田監督は「ゲーム運び的にはシーズンと同じようにいけた。ヒット出なかった人は明日以降出ると思います。ブルペン陣も良い調子で、明日は伊藤(将)なんで村上のピッチングを見て伊藤も発奮するんじゃないですか」と満足気に振り返った。1勝のアドバンテージを含めこれで2勝。日本シリーズ進出へ大きく近づいた。