FlashPlayerのバージョンが低いか、インストールされていません。
投手陣踏ん張るもミス絡みの1点に泣く
ナイターとはいえ、夏の暑さが残るマウンドで及川が好投した。今季2度目の先発を任された左腕はカットボールやスライダー、横の変化球をうまく駆使して凡打の山を築く。初回の2死1、3塁のピンチを三振で切り抜けると2回から5回まではノーヒットピッチング。6回2死2塁の場面も抑えてお役御免、6回無失点の好投でローテーション入りへ猛アピールした。
「低めにボールを集めることを意識することでゴロアウトも多く取れたと思います。先発投手としての役目を果たすことができてよかったです」
援護したい打線は苦戦していた。及川が好投を続けていたが広島先発の大瀬良も防御率0.88を誇る好投手。打線は一回り目をパーフェクトに抑えられ、4回2死から森下がレフトポール際に大飛球を放ったが惜しくもファウル。5回に大山のチーム初安打に前川も安打で続き1死1、2塁としたが梅野が併殺打に倒れてしまう。6回にも好投した及川の代打・野口の安打から1死1、2塁のチャンスを作ったが得点には至らない。近本が放ったライトポール際への打球もファウルとなり、ライナー性の打球が野手の正面に飛ぶ不運も重なりホームが踏めない。
0-0の緊迫した展開が続く中、終盤のイニングは石井、桐敷、岩崎が無失点リレー。投手陣の踏ん張りで延長線に持ち込んだ。
10回もゲラが無失点。しかし11回に富田が先頭打者に四球を与えてしまいバント処理でもミスが出てしまう。嫌な形でピンチを招くと犠牲フライで先制点を奪われてしまった。1死1、2塁の場面でリリーフした加治屋は併殺打に打ち取り見事な火消しを見せたが、その裏の攻撃も無得点。もったいない1点が決勝点となってしまった。
明日は勝率5割で迎える前半戦ラストゲーム、良い形の白星でしめくくり貯金を作って後半戦を迎えたい。