- 古屋英夫氏のコーチ就任について
- 2013年10月28日 更新
28日(月)、古屋英夫氏が来季のファームチーフ兼打撃コーチとして就任することが決まりましたのでお知らせします。また、同日、球団事務所にて就任会見を行いました。
高野球団本部長、古屋英夫氏ファームチーフ兼打撃コーチコメント(会見より)
高野:この度、ファームチーフ兼打撃コーチに就任していただきます古屋英夫氏でございます。宜しくお願いいたします。
我々といたしましては、選手、コーチ、ファーム監督、スカウトと多岐に渡りご経験されており、その経験と実績を評価いたしました、また、特にファームというところを良くご存じですし、今年までスカウトをされており、その辺りでも我々と考えが一致しましたので、是非お願いしたいと考え、今回来ていただきました。
Q:92年の現役引退以来のタイガース復帰となりますが今の心境は?
古屋:数日前までオリックス球団で編成を任されておりましたが、そのオリックス球団からも気持ち良く送り出していただきまして、まずオリックス球団に感謝したいと思います。
今正式に契約をし、あらためて身の引き締まる思いと同時に重い責任を感じています。92年、最後にユニフォームを着たのが阪神タイガースですが、その時のタイガースと今はまたちょっと違っているのかなと。注目度も、一層注目される球団になったと思うので、そういう面でも責任を感じています。
Q:ファーム担当ですが、若手について感じることは?
古屋:まだ中に入っていないのでわからないのですが、2010年に楽天でお世話になったのですが、私が居る頃は、銀次だとか枡田とかは1軍と2軍を行ったり来たりする選手だったのですが、ドラフト上位で入団したわけでない彼らが、ああやって立派にチームの中心となって堂々とプレーしている姿を見ると、阪神タイガースの若手は何をしてるんだと、少し辛口になりますがそう感じるところはあります。
Q、現時点で気になる選手、こういう若手を育ててみたいというのはありますか?
古屋:若手ですので何か足りないというのはもちろんありますが、伊藤(隼太)君、北條(史也)君、西田(直斗)君、彼らが伸びて上を刺激するというか、チームを押し上げる力が足りないと、チームは上に上がってこないと思います。
Q:若手育成への決意とファンへのメッセージをお願いします。
古屋:重い責任のあるポジションだと思います。ただ、上手くなるのは選手の自分の力ですので、私達としてはその手助けが出来ればと思います。戦える本当の力をつけるにはファームの力が必要だと思うので、そこで多少の力になれればと思います。よろしくお願いします。
古屋英夫 ファームチーフ兼打撃コーチプロフィール
生年月日 | 1955.8.1 |
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出身地 | 千葉県 |
投打 | 右投右打 |
身長/体重 | 173cm/83㎏ |
球歴 | 木更津中央高~亜細亜大(1977年度ドラフト2位)~日本ハム(1978~1990年)~阪神(1991~1992年)~日本ハム(ファームコーチ1993~1994年、コーチ1995~2002年)~オリックス(フロント、ファームコーチ2008年、ファーム監督2009年)~東北楽天(コーチ2010年)~オリックス(フロント)~阪神(ファームコーチ2014年) |
初出場・初スタメン | 1978.4.14対近鉄前期1回戦(日生) |
初打席・初安打 | 1978.4.14対近鉄前期1回戦(日生) |
初本塁打・初打点 | 1978.4.15対近鉄前期2回戦(藤井寺) |
1000試合出場 | 1986.6.14対阪急12回戦(西宮) |
1500試合出場 | 1991.9.22対横浜19回戦(甲子園) |
1000本安打 | 1986.7.3対近鉄15回戦(後楽園) |
100本塁打 | 1985.6.29対ロッテ8回戦(後楽園) |
150本塁打 | 1987.9.2対近鉄22回戦(日生) |
月間優秀選手賞 | 1985年7月 |
ゴールデングラブ賞(三塁手) | 1982年、1983年、1985年、1986年 |
日本シリーズ出場 | 1981年 |
オールスターゲーム出場 | 1979年、1985年 |