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ウィリン・ロサリオ選手入団会見
2018年01月28日 更新

28日(日)、球団事務所(兵庫県西宮市)にて、先日入団が決まりましたウィリン・ロサリオ選手の入団会見を行いました。

以下、会見より

谷本球団本部長

ウィリン・ロサリオ選手をご紹介いたします。ドミニカ共和国出身の28歳でございます。登録は内野手で、既に発表されておりますとおり新しい背番号は20番となります。
MLBのコロラド・ロッキーズの方で71本の本塁打を記録いたしましたスラッガーでございまして、またKBOのハンファ・イーグルスの方では、キム・ソングン監督の下、厳しいトレーニングを積んでアジアの野球にも積極的に取り組んできたという彼のキャリアを私どもとしては大変評価をいたしております。
強肩に加えまして、足も結構速いと聞いておりますので、2018年阪神タイガースの中心選手として活躍してくれることを期待しております。私どもとしましては、2018年の活躍の場に日本のプロ野球を選んでくれたことを非常に嬉しく思っておりますし、阪神タイガースの新しい歴史に名を残す選手だと思っておりますので、ファンの皆様、マスコミの皆様には是非とも温かいご声援をお願いしたいと思います。

ウィリン・ロサリオ選手

─阪神タイガースの一員になった今の気持ちをお聞かせください

本当に嬉しく思っています。まだ少しの時間しか過ごしていませんが、皆さんによくしていただいて、家族の一員になれたなという嬉しい気持ちでいっぱいです。

─入団の決め手は?

韓国にいた時から日本野球には興味をもってまして、その時から日本のレベルはとても高いのもあって是非行きたいと思っていましたし、何度かチームの方からチームを助けてくれと言われていたので、そこがやはり一番大きかったです。

─阪神タイガースというチームの印象は?

まだ特にそこまで知らないのですが、序々に知っていきたいですし、韓国にいた時に2年間沖縄にも行きました。少ししか分かっていませんが、今から少しずつですがメンバーの方と一緒に知っていきたいと思います。

─セールスポイントを教えてください

ここ数年でバッティングの強い打球を打つだけでなく、コンタクトであったりとかチャンスで打てることだったりとか、パワーとコンタクトと打点を稼ぐことの3つを意識してやってきたので、それがセールスポイントです。

─打順についてはどのように考えていますか?

4番が大事ということはなくて、監督が言われたところでしっかりと仕事をするだけだと思っていますし、打順の入れ替えは投手によって変わってくると思っていますので、本当に監督に言われたところでしっかりと仕事をするだけだと思っています。

─日本の投手については、どのようなイメージをお持ちですか?

スカウトの方にビデオをもらって、ドミニカで拝見しましたが、とてもコントロールが良いなという印象で、韓国の野球と比べてもやはりスピードもコントロールも抜群だと思いました。

─知っているピッチャー、対戦したいピッチャーはいますか?

まだ分からないので、知っている選手といえば、マテオ選手とドリス選手です。

─MLB時代はキャッチャーとしても多く出場されていましたが、守備についてはどう考えていますか

チャンピオンになることが一番だと思うので、監督に言われたところでしっかりとやって、そして最後にチームの優勝に導くのなら本当にどこでもやりたいです。

─走塁面でも足が速く昨年10盗塁されたと伺いました。走力の自信はありますか?

準備はできているので、いつでも走りたいと思っていますし、もちろん自分の足には自信を持っていますので、いつでもいける時に走りたいと思っています。また言われた時にいつでも走れるようにしっかりと準備して走塁面でも貢献できるようにしたいです。

─個人的な目標はありますか?

数字に関しては特に設定したことがないので、特に意識しないようにしてますし、最後になって数字は出てきますので、それに向けてやっていきたいと思います。

─野球以外で日本に興味のあることはありますか?

まだ何も知らないので、歴史や文化を知りたいですし、東京などにも行っていろいろ知っていきたいです。

─タイガースファンへメッセージを

皆さん是非試合を観に来てください。昨年は2位だったので、なんとか今年は1位に導けるように自分の仕事を全うしたいと思っていますし、また皆さんの応援が力になるので、これからも末永く応援よろしくお願いします。