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金本知憲監督が前半戦を総括
2018年07月11日 更新

金本知憲監督が2018シーズン前半の総括会見を行いました。

金本知憲監督コメント(会見より)

―前半戦74試合を戦って、振り返っていかがでしたか。
想像していたよりは厳しい前半戦になったと思います。

―どのあたりが一番厳しい戦いだったんでしょうか。
守備面でのミスからの失点と打撃面ですね。得点力不足と内野の守備の乱れの2つが大きかったですね。

―投手陣はリーグNo.1の防御率ですが、その辺はいかがですか。
特に先発陣は、4・5月は長いイニング投げてくれて、頼もしい限りでした。6月後半から打ち込まれる事もあったのですが、全体をみれば、先発陣はよくやってくれました。

―野手でも植田選手や陽川選手など新しい若手選手の活躍もありましたが、金本監督が前半戦で手応えを感じた部分はどのあたりでしょうか。
野手に関してはあまり手応えを感じていないのですが、唯一あげるとすれば、後半で陽川がいい場面で打ってくれて、特に2ストライクと追い込まれた後のバッティングや、さらに得点圏でほしいところで何か掴んだのかなというバッティングをしてくれました。そこは少し手応えを感じています。

―課題面や誤算だったというところはありますでしょうか。
就任して3年目ですが、1年目、2年目と特に若手の底上げに取り組んできたんですけれど、何人かの期待した選手が伸び悩んでいるという計算外はありましたね。

―伸び悩んでいる選手たちが壁を突き破るためには、監督から見てどのあたりがポイントだと思いますか。
やはり打席での対応力といいますか、考える力だと思います。みんな体力も力もついてきて、身体も強くなってきたのですが、もうひとつ対応力というのが欠けているのかなと思います。

―前半戦、野手・投手で頑張ってくれたという選手を一人ずつ挙げていただけますでしょうか。
投手であれば、やはりメッセンジャーですね。野手は思い浮かばないですね。先ほど言いました中盤からの陽川ぐらいでしょうか。(ふと思い出して)あ、糸井がいました。今怪我をしていますが、本当にいい場面で打ってくれて。守備面ではエラーもありましたが、よくやってくれました。

―後半戦のポイントとなるのはどの辺りでしょうか。
先ほども言いましたが、まずは得点力ですね。これを上げていかないことには打開策はないと思っていますので。野手陣は点を取って守ってあげることをテーマにやっていって、あとは9月の連戦で、特にリリーフの踏ん張りと使い方が鍵になってくるのかなと思います。

―シーズン初めにロサリオ選手にも注目が集まりましたが、改めて後半戦に向けての期待など、お聞かせください。
後半戦といいますか、彼には常に期待しています。彼もすごくヤル気も持っていますし、元々の実力もありますので、日本に来ての環境の違いとか生活のリズムとか色々あるので、それに慣れてきたということなので、後半戦大いに倍返し期待しています。

―後半戦、キーマンなるだろう、頑張ってほしいという選手を挙げてください。
投手陣でいえば、藤浪や才木ですね。野手に関しては陽川やロサリオ、あとはショートで「コイツで行く」と思わせてくれる、固定できる誰か、働きっぷりを見せてほしいです。

―後半戦、ファンに向けてメッセージをお願いします。
前半戦このような借金3、首位と7ゲーム差ついていますが、まだ十分挽回できるものは持っていると思っています。最後は自分たちが勝つんだ、優勝するんだという気持ちを僕も選手たちも持っていますので、後半戦頑張っていきます。