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ロベルト・スアレス選手、佐藤輝明選手『5月度大樹生命月間MVP賞』を受賞
2021年06月09日 更新

9日(水)、セントラル・リーグ5月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、投手部門をロベルト・スアレス投手が、打者部門を佐藤輝明選手が受賞しました。

スアレス投手は、クローザーとして12試合に登板し、7試合連続を含む9セーブをマーク。その他、防御率0.00、被安打5と、絶対的守護神として存在感を十分に発揮した。チーム防御率が4月の2.66から5月の4.23へと、これまで頑張ってきた投手陣に多少疲れが見えたものの、その中にあってスアレス投手は5月終了時点でリーグトップとなる16セーブ、通算防御率0.38と月間としても首位をキープするチームにおいて、完璧なピッチングでチームを勝利に導き、追走する他球団の前に立ちはだかった。
阪神の投手部門での受賞は、2019年9月度受賞の西勇輝投手以来で、外国人投手の受賞は、2018年3、4月度受賞のR.メッセンジャー氏以来となります。

佐藤選手は、全19試合に出場、19打点、6本塁打とチームトップの成績を記録し、リーグトップの長打率.630、7度の殊勲打をマーク。持ち前の長打力と勝負強さを十分に発揮した。特に5月2日対広島東洋7回戦(甲子園)においては、プロ初の4番打者として見事な逆転満塁本塁打を放つと、5月28日対埼玉西武1回戦(メットライフ)、セ・リーグのルーキーでは1958年の長嶋茂雄氏(読売)以来となる1試合3本塁打(63年振り2人目)を達成し、首位独走の原動力となった。
ルーキーの受賞は、阪神では2013年8月度受賞の藤浪晋太郎投手以来となります。
阪神の投打ダブル受賞は2005年9月度以来(投手:下柳剛氏、打者:今岡誠氏)。

スアレス選手5月度成績
試合勝敗セーブ投球回防御率奪三振自責点
120勝0敗9120.00100
スアレス選手コメント(会見より)

-月間MVPを受賞しての感想をお聞かせ下さい。

初めての受賞ですがとても嬉しいです。これからも全力でやっていきたいという気持ちは変わらないです。

-5月の成績を振り返っていかがですか。

セーブの機会をしっかり物にすることもできましたし、チームに貢献できてよかったです。

-好調の要因はどのようなところにあると思いますか。

毎日“昨日以上に”と心掛けています。選手としても一個人としてもしっかりと毎日成長し、この調子で優勝を目指して頑張りたいと思います。

-月間MVPを投手・野手で同時に受賞したのはチームが最後に優勝した2005年以来となります。

それを聞いて嬉しいです。佐藤選手もすごく良い活躍をしていたので、これからもチームが優勝できるような活躍を2人で出来ればと思います。

-ファンの皆さまへメッセージをお願いします。

皆さんに特別な良い試合を見せられるように一日一日、試合も練習も全力で頑張りたいと思います。

佐藤輝明選手5月度成績
試合打率安打本塁打打点
19.30122619
佐藤輝明選手コメント(会見より)

-月間MVPを受賞しての感想をお聞かせ下さい。

それだけチームに貢献できたということで嬉しいです。

-5月の成績を振り返っていかがですか。

開幕当初より慣れてきたということもありますし、毎日試合がある中で反省点をみつけて練習した結果が数字に表れたと思います。

-4番を任される試合もありましたが、振り返っていかがですか。

自分の中では、やることは変わらないと言いますか、いつも通りの事をするだけでしたが、いずれは4番を任されるバッターになりたいです。

-月間MVPを投手・野手で同時に受賞したのはチームが最後に優勝した2005年以来となります。

スアレス投手もすごく信頼のある投手ですし、今回も優勝できるようにやっていきたいです。

-ファンの皆さまへメッセージをお願いします。

優勝をめざして頑張っていきたいと思います。その中で自分もチームに貢献できるようにやっていきたいと思います。