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大竹耕太郎選手5月度『大樹生命月間MVP賞』を受賞
2023年06月08日 更新

8日(木)、5月度「大樹生命月間MVP賞」が発表され、セ・リーグ投手部門で大竹耕太郎選手が初受賞しました。
大竹選手は、先発として4試合に登板し、3勝(リーグ1位タイ)、防御率0.33(リーグ1位)と好成績を残し、登板した全試合でクオリティ・スタート(6回以上自責点3以下)を記録。5月27日対読売7回戦(甲子園)では、7回を投げ、被安打6、7奪三振、無失点で自身キャリアハイとなるシーズン6勝目を挙げた。4試合27イニングで与四球2、全ての登板を100球以内と攻撃にリズムをもたらす投球で、チームの月間勝利最多タイ記録の19勝に大きく貢献しました。

大竹耕太郎選手5月度成績
試合勝敗防御率投球回奪三振
43勝0敗0.332717

大竹耕太郎選手コメント(会見より)

―まずは、受賞の率直な想いを聞かせてください。

もちろん初めていただくので、自分の頑張りが評価されて良かったと思います。

―5月は4試合登板で3勝、0敗、1失点。ご自身で5月のピッチングを振り返っていかがですか?

ピンチを作っても動じずに平常心で投げられたところが、結果に結びついたのかなと思います。

―今シーズントータルでも負けなし6連勝ですが、好調の要因は?

やっぱり野手の皆さんが先に点を取ってくださるので、すごく投げやすいシチュエーションで投げさせていただいているのが1番かなと思います。
あとは、坂本さんとしっかりコミュニケーションを取って、1球1球なんとなく投げる球がないようにという意識で投げているので、そのあたりの坂本さんのリードだったり、日頃からコミュニケーションを取っているのがいいように出ているのかなと思います。

―中でもフォアボールが5月は2つ。トータルでも3つ。そこについてはどんな意識ですか?

リードしている場面で投げさせてもらうことが多いので、フォアボールを出すぐらいなら、ヒット打たれてもいいからストライクゾーンに投げようっていうピッチングができる場面が多いので、それがその数の少なさに出てると思います。

―有効になっている球種はご自身の中で何かありますか。

やっぱりストレートですね。チェンジアップがある中で、しっかりストレートで相手を打ち取れているので、それありきのチェンジアップなんで。去年よりは質のいいストレートを投げられているので、変化球が効いているのかなと思います。

―現役ドラフトで移籍されてきて、今年に懸ける思いというのがあったと思いますが、今の活躍をどう感じていますか。

移籍して1年目ということでフラットな目で見てもらえるということで、いい意味でも悪い意味でも今年が勝負だなという気持ちで移籍してきているので、キャンプからしっかりアピールしようというところは大事にしていました。
本当にチームに早く溶け込むことが出来て、そういう環境を作ってもらえているチームメイトだったり、スタッフの皆さんのお蔭で本当に居心地のいい居場所があるというかそういう毎日があるので、試合でも普段通り投げられているので、そういう意味では本当に感謝しています。

―タイガースへ来て大きく変わったことはありますか?

速い球を投げなくてもいいというところは、気持ちの面で楽ですね。そこが一番大きいですね。ホークスだと150キロ以上投げられて当たり前というか、そこがボーダーラインみたいなところが少しあったので、力んで速い球を投げなければならないというか、スピードガンとの戦いみたいになってしまっていた部分があったのが、阪神に来てフォアボール出さないとか、しっかり制球できているとかそういうところにチーム的にも重きを置いているので、そういうチームカラーが自分の中ではすごく楽に投げられていて。その結果、昨年よりも球速も出るというところで、やはり力んだがゆえに(昨年は)球速も出ていなかったし、バッターのタイミングが取れていたのかなと思うので。もちろん、昨年そのスピードガン表示にこだわって投げた経験があるので、今年そうやって気付けたところもあるので、それはそれでいい経験だったと思います。それを踏まえて、今年はしっかり脱力して投げられているのが大きいかなと思います。

―受賞のご褒美は?

あんまり物欲とかないので…、でも食欲はあるので高い寿司を食べたいです。

―今後の抱負をお願いします。

まだまだ6月も入ったばっかりで3分の1終わったくらいなので、夏に向けて、ここから選手それぞれ疲労も出てくると思いますし、そういう中でどう相手に対して向かっていけるかというか、これからもちろん自分の思い通りにならない試合も出てくると思うんですけど、そういう中でも試合をちゃんと作っていくというところが過去にできなかったことなので、今年の自分は違うぞ!というところを見せていけたらなと思います。

―最後にファンの皆さんへメッセージをお願いします。

ほんとに毎試合ファンのみなさんの熱い声援というのが力になって投げることができているので、本当に感謝しています。これからも熱いご声援よろしくお願いします。