- 6月 第2回
- アンジャッシュ 渡部建さん
(全4回)
芸能界をはじめ各界で活躍するタイガースファンに、愛するタイガースへの熱い想いを語っていただく各界からエール「ガオー!応援隊!!」。今月は大の阪神ファンで高校野球マニアでもある、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんにご登場いただきました。今回はその第2回目をお届けします。
Q:球場で阪神戦を見たのはいつ頃ですか?
渡部: 85年の日本シリーズ、生で見たんですよ!これがまたねえ…子供のころだと、この年の日本シリーズのチケットが取れないんです。阪神側の。そこでどうしたかというと、僕は無理やり西武友の会に入ったんですよ。もちろん西武球場の一塁側で西武ファンに囲まれながらですけど、日本シリーズの日本一が決まった試合を見れたんですよね。そこから、次のリーグ優勝が2003年。日本一を争ったのが、福岡ダイエーホークスで、この時の日本シリーズが僕の初めての甲子園だったんです。行ったのは日本シリーズの第3戦。これも甲子園のライト側一塁が取れなくって、レフト側の内野の奥のほうで次はホークスファンに囲まれながら見てました(笑)藤本(敦士)さんの犠牲フライでサヨナラ勝ちした試合でした。そして2005年の日本シリーズですが…またね、チケットが手に入んない。今度はどうしたかっていうと、当時ロッテに清水直行っていうピッチャーがいて、友達だったんですよ。で、ちょっと一枚何とかしてくれってお願いしたんです。というわけで、僕が観戦したのはなんとロッテの選手家族席(笑)。当然回りはみんなロッテファン。こんな風に僕は日本シリーズを3回見てるんですけど、全部敵地側で見てるんです。
Q:阪神席で、阪神ファンに囲まれて観戦したっていうのは?
渡部: 本当ないんですよ! ただ当時の神宮球場のヤクルト戦ってほぼ阪神ファンで多かったですね。だから三塁側で見ていても僕的には、アウェーで見てるというよりも、いつもホームの感じでしたけどね。東京に住む阪神ファンの心強いところで、チームが強くなると、アウェーでもしっかりとお客さんが入りますよね(笑)
Q:金本監督が、今年チームスローガンで掲げている超変革についてどう思われますか?
渡部: いや、すごいでしょう。すごいことじゃないですか。だって、スタメンも日替わりだし、新しい人どんどん上げるし、ダメだったらどんどん落とす。見てて、すごい楽しいですよね。次々に若い選手が出てきて、本当に選手たちが野球にしがみついてるというか、結果だそうとすごく必死にがむしゃらにやってる感じがしますよね。で、ダメだったらダメ。でも次の子はまたすぐにチャンスが来るっていう、今までの阪神にない躍動感っていうか、活気というか、フレッシュ感がありますよね。なんか野球に対して全員がすごいがむしゃらに取り組んでいる印象があるんで、僕はすごく好感が持てますね。
タイガースの日本シリーズを3度見ているだけでもスゴイことなのに、3回とも全部相手チーム側だったなんて本当にスゴイですね。今シーズンは是非とも日本シリーズを甲子園球場でファンのみなさんと一緒に見ていただきたいものですね!
第3回の更新は6月20日(月)。お楽しみに!