- 7月 第3回
- ヒロ寺平さん (全4回)
芸能界をはじめ各界で活躍するタイガースファンに、愛するタイガースへの熱い想いを語っていただく各界からエール「ガオー!応援隊!!」。今月は大阪出身のラジオDJで、番組内でもタイガースのことを取り上げているHiro-T(ひろ・てぃー)ことヒロ寺平(てらだいら)さんにご登場いただきました。今回はその第3回目をお届けします。
Q:今年のチームスローガン「超変革」についてどんな印象をお持ちですか?
ヒロ寺平: 見事にその超変革をやってると思いますね。超変革の屋台骨となっているのが、リーグ優勝を果たした2003年と2005年をともに戦った金本(知憲)監督と矢野(燿大)コーチで、ファームにはミスタータイガースの掛布(雅之)さんがいる。これによって一軍とファームのパイプラインががっちりできあがって強力に機能していると思います。それが如実に出ているのが、今のチームの姿やと思うんです。ファームから若い選手があがってきて一軍でプレーして、今日おったなと思たらまた急におれへんようになったりして、もうバンバン選手を動かしてる。これは競争である、自分で勝ち取る以外に生き残る手はないぞ!っていう厳しい土壌作りを金本さんが旗をふってやっている。さらに、その横には矢野君がビシッとついて金本監督をしっかり支えて、濱ちゃん(濱中治)なんかもコーチ陣におってサポートしてる。彼ら一軍の首脳陣とファームの掛布さんとのパイプラインがしっかりしてるから、超変革っていうのがダイナミックに実行できてんのちゃうかなって思います。今年の阪神は本当にすごいですよね。
Q:今年が一年目で、今後まだまだチームは変わって行くと思いますが、どうなっていってほしいと思いますか?
ヒロ寺平: そら3連戦で2つずつ勝っていってもらうのは当たり前でやってほしいんやけど。今年ペナントレースが始まる前は皆「金本さんが監督になって1年目やから躍起にならんと、あったかい目でみようや」って感じやったけど、始まってもうたらちょっと変わりましたね。はじまった瞬間、特に開幕直後にそこそこエエ線いったから。出だしで負けた後は負け越さんとずーっと来てたわけですから、ここに至るまでよう頑張って来た。思いのほかいけるんちゃうかな?って皆熱くなったけど、やっぱり今年は僕を含めてファンの皆は、まあとりあえず何とかAクラスに居座ってくれたらもうそれで大バンザイでよしとしようと。だって、こんだけ若手に機会を与えて、失敗も恐れずにバンバントライしていく姿勢っていうのは絶対どっかで実を結ぶから。即断即決で今年結果が出なかったとしても、ええんやないかと思えるんです。だから僕は超変革っていうのは、3年後に結実して、それでOKやったなっていう気持ちで見なあかんと思いますね。ものすごく期待してるから、もっといけるはずやってイライラしもって見てるけど、3年後には夢を叶えてほしいなと思ってます。
ヒロTさんがおっしゃるようにめまぐるしく選手が動いているのは、一軍とファーム…つまり金本監督と掛布ファーム監督の連携がうまくいっているっていうことですよね。ヒロTさんの、好きだからこそのイライラもちょっと分かる気がしますが、ファンの皆さん、引き続き超変革していくタイガースを熱く心温かく見守っていきましょう!
第4回の更新は7月25日(月)。お楽しみに!