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各界からエール「ガォー!応援隊!!」

8月 第1回
ココリコ 遠藤章造さん
(全5回)

芸能界をはじめ各界で活躍するタイガースファンに、愛するタイガースへの熱い想いを語っていただく各界からエール「ガオー!応援隊!!」。今月は元高校球児で熱狂的な阪神ファンとして有名な、大阪府豊中市出身のお笑いコンビ・ ココリコの遠藤章造さんにご登場いただきます。今回はその第1回目をお届けします。

Q:遠藤さんがタイガースファンになったきっかけは何ですか。

遠藤: きっかけがあってファンになったというよりは、生まれてきた環境がすべてでした。うちの親父が熱狂的なタイガースファンなんで、そこに生まれてきた息子は自動的にタイガースファンにならんといけないという状況でしたね(笑) 具体的にいうと、親父の僕に対する教えというのがあったんですが、それは原(辰徳)、江川(卓)、徳光和夫は阪神の敵だというものでした。そんな教育を徹底的に受けてきたんで。ホンマにそう思い込んでいたから、25歳くらいの時に東京の現場で初めて徳光さんにお会いした時、最初僕は徳光さんのことを睨んでましたからね(笑)。グーッと睨みつけていたんですけど、よくよくしゃべっていくと、この人めっちゃええ人やん!ってなって、今は大の仲良しです。まあ、それくらい親父の僕に対する教育は徹底的にタイガース一色でした。

Q:じゃあ子供の頃に甲子園はよく行かれたんですか?

遠藤: 僕が中学校2年生の時、1985年はタイガースの優勝21年ぶりのリーグ優勝と初の日本一になった年だったので、その年はすごく甲子園に足を運びましたね。阪神が快進撃を続けているから、どうしても球場に行って目の前で応援したい。でも、当時って土曜日はデーゲームやったし、中学校はまだ今みたいに休みじゃなかった。でも学校終わってから甲子園に向かってたら試合に間に合わんし席も取れへんって親父に言ったら、「土曜日は学校を休んだらいい。その代り、阪神をしっかり応援してきなさい」って言ってくれたんですよ(うちの家庭が特殊なんで、良い子の皆は真似したらアカンよ!)。それで、地元の大学生とか高校生ぐらいの兄ちゃんらと一緒に甲子園行って。ガムテープをだだだだーと貼り付けて、このエリア取ったみたいな、そんなんやってましたね。ホンマはあかんのですけどね、当時の甲子園の外野は自由席だったんで席は取り放題やったんですよ(笑)。

お父さんの教えを信じこんで育った遠藤さんと徳光さんとの出会いの場面、実際に見てみたかったですね。タイガース絡みなら学校を休んでもいいっていう判断をするお父さんもかなりユニークでしたね。遠藤さんが熱烈なタイガースファンである理由がよくわかりました。

第2回の更新は8月8日(月)。お楽しみに!

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