- 10月 第3回
- 陣内智則さん (全5回)
芸能界をはじめ各界で活躍するタイガースファンに、愛するタイガースへの熱い想いを語っていただく各界からエール「ガオー!応援隊!!」。今月は、過去には阪神タイガースを応援するテレビ番組の司会を務めた経験もあるお笑い芸人、陣内智則さんにご登場いただきます。今回はその第3回目をお届けします。
Q:陣内さんは阪神のOBの方と結構交流があるそうですね?
陣内: ベテランさんでいうたら川藤(幸三)さんですね。阪神熱もあるし、普通に面白いし、いろんな話を聞かせてくれます。プライベートで一緒にご飯を食べに行ったりすることは最近でこそないですけど、どの球場でも川藤さんを探して電話をかけたら、絶対に「おーいどこどこに来いーっ」って呼んでくれます。一緒に川藤シートで試合を見るって感じで、すごく可愛がっていただいてます。
Q:今年のタイガースは陣内さんから見てどのようなシーズンでした?
陣内: 今年は残念ながらみんなが力を出し切れなかった感じがしますけど、福留(孝介)選手だけはさすがのベテランらしく気を吐いてらっしゃいましたね。チーム全体の調子がイマイチ上がってくれない中でも、北條(史也)選手や中谷(将大)選手、原口(文仁)選手といった若手プレーヤーが出てきてくれたのは、想定外のうれしさでした。
Q:今年は期待するものも大きかったんでしょうか?
陣内: そうですねー、ちょっと変に期待感を煽られすぎていたかなとは思います。予想順位も一位ってあげる解説者も多かった分、こっちもそれに乗っかってしまって、最初は行けるもんやと思ってた感じはありましたよね。でもよくよく考えると、そりゃそんな甘くないでしょうし、今になると、ほんまに超変革の一年目やったんやなっていう感じです。僕の中ではいい意味で、生まれ変わる前の一番しんどい時期のタイガースを見れたんちゃうかなっていう独特の感覚はあります。来年に期待したいですね。
Q:今年掲げたチームスローガンの「超変革」についてはどう思われますか?
陣内: ここ最近は、なかなか若い選手が出てこなかったじゃないですか。それが今年は入団3年目くらいで出てきた若手陣が活躍しているから、その点で僕はすごい超変革があったと思います。その一方で、ここで決めなきゃ!っていうシーンでバントが決められなかったり…っていう部分が残念でした。これから良くなっていく超変革の道中ということもありますし、キッチリできていなかった部分もどんどん改善していって欲しいと思っています。
陣内さんが言われるように、厳しいシーズンの中にも若手陣の活躍など「超変革」の成果も出てきていると思いますよね。今後のさらなる変革に期待しましょう。
第4回の更新は10月24日(月)。お楽しみに!