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各界からエール「ガォー!応援隊!!」

5月 第2回
月亭八光さん(全5回)

芸能界をはじめ各界のタイガースファンにご登場いただき、タイガースへの熱い想いを語っていただく「みんなでガオー!応援隊」。
今月はさまざまなテレビや舞台などで幅広く活躍する上方落語家・月亭八光さんにご登場いただきました。今日はその第2回目をお届けします。

八光さん

Q:八光さんにとってのミスタータイガースってどの選手でしょうか?

八光:現役時代の桧山(進次郎)さんは渋い感じで好きでしたね。掛布(雅之)さんや(ランディ)バースさんみたいに、僕らが子供の頃に活躍していた阪神の選手ってどちらかといえばシュッとして渋いっていうイメージの選手があまりいなくて、泥臭さを感じさせる人が多かったと思うんですよ。真弓(明信)さんはシュッとしてはりましたけど。そういった当時の先入観があったせいか、僕が年頃になったくらいに桧山さんが一軍で活躍するようになって、えらいかっこええ選手やなーって感動したのを覚えてます。プレーもさわやかやし、ここぞという時にやってくれるところもカッコよかったですよね。
子供の頃に好きだったのは、やっぱり掛布さんや岡田(彰布)さんやバースさんでした。岡田さんは北陽高校のご出身で僕の先輩でもありますし、バースさんなんて神のような存在。外国の人なんて僕らが子供の時は身近に接することがなかったんで、それだけにバースさんや(リッチ)ゲイルさんたちのことはもうめちゃくちゃ応援していたイメージはありますね。

八光さん

Q:印象に残っているプレーなどはありますか?

八光:好プレーでって言われたらサッと出てこないんですけど、珍プレーなら一瞬にして思い出したのはオールスターの時に見せてくれた川藤(幸三)さんのプレーです。川藤さんが三塁側へ痛烈なヒットを打った時に、ヨッシャー言うてたのに、あまりにも足が遅くてセカンドでアウトになったんですよ(笑)。明らかに他の選手やったら三塁まで行ってしまうんちゃうかっていう当たりなのに、滑り込むこともなくセカンドで悠々アウト。本人、苦笑いでタッチされにいったみたいなあのシーンは子供ながらに衝撃でした。
あと、プレーとは違うんですけど、僕は子供の頃に柏原(純一)さんの公式ユニフォームを寝巻にしていたんですよ。阪神ファンの子供たちはみんな背番号を書いたTシャツを寝巻にしていた時代で、僕もやっぱり31番(掛布)か16番(岡田)、7番(真弓)、44番(バース)といった主力選手たちの背番号を付けたかったんです。けど、僕はたまたま親父が関係者からもらってきたらしい柏原選手の2番やったんです。しかも公式ユニフォームやから大人用でぶかぶかやし、子供ながらになんやこれ?と思っていたのも懐かしい思い出ですね(笑)

桧山さんは確かに顔もプレーもかっこいい選手でした。オールスターの時の川藤選手のプレーは、ある意味伝説になっていますよね。次週は八光さんが考える今シーズンの課題などについてお伺いします。

第3回の更新は5月15日(月)。お楽しみに!

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