- 6月 第3回
- TAKUMAさん(全4回)
芸能界をはじめ各界のタイガースファンにご登場いただき、タイガースへの熱い想いを語っていただく「みんなでガオー!応援隊」。今月は京都府出身の3人組ロックバンド10-FEETのヴォーカル・ギターを担当する虎ファンの熱くてカッコいい男・TAKUMAさんにご登場いただきました。今日はその第3回目をお届けします。
Q:先週話されていた、勝ちに行く野球を実践されているというのはどこで感じられたのですか?
TAKUMA:例えば三塁にランナーがいて、打ってヒットが出れば点を取れる場面だとしたら、ヒット狙って勝負かけるよりもバントで確実に点数を取りに行くような部分に貪欲に勝ちにこだわる姿勢を感じます。このような采配一つとっても勝ちに行くねん!っていう思いが挑むっていうスローガンになった今年は、より具体的にわかりやすく出てきましたね。
“挑む”っていうのは、金本監督はまずは自分に対して言ってはるのかなって。もう可能性を探る変革の段階じゃなくて、勝つねん!って自分に言い聞かしてはるんじゃないでしょうか。バントとかバッター交代の指示を出す時の表情とか見ていたら、めちゃめちゃ怖いもん。ヤジでも何でも言いなって感じで、何言われても変えへんからみたいな感じがするんで。これはほんまに勝つチーム作らはんねんなっていう雰囲気がするんですよ。多少それで落胆する選手やブーイングするお客さんがいたとしても、それは常勝チーム育成のための段階だと思うんです。
Q:来年、再来年、タイガースがどんなチームになってほしいと思いますか?
TAKUMA:去年は色んな選手がまんべんなく活躍して楽しかったんですけど、今年はだんだん定着していって、この人はチャンスでよく打つよねっていう勝ちのパターンみたいなのが3通りくらい生まれるシーズンになったらいいなと思います。今のところチャンスで糸井(嘉男)選手に回ってくることも多いし、原口(文仁)選手も梅野(隆太郎)選手も打つし、そういうパターンが出れば出るほどいいですよね。
個人的には、開幕から阪神の優勝あるかもしれんなって言われるのは、2年後くらいなんかなと思ってます。中谷(将大)選手とか、若手選手がどんどん頭角を現してきて、いろんな人たちの歯車が嚙み合って、そこに金本監督が必ず良い選手を引いてくるので、来年再来年はすごいことになるんじゃないでしょうか。
今年優勝してもおかしくないなと思うんですけど、まだまだ面白くなると思いますね。金本監督は、絶対勝ちますからっていう計算してはんのかなってくらい、顔色変えずにベンチにいはる姿を見るだけで、テレビの向こう側の僕の士気も上がります(笑)
TAKUMAさんがおっしゃる通り、顔色変えずにベンチに座る金本監督からは勝ちを目指す怖いほどの気迫を感じますよね。次週は選手とのエピソードや“挑むTシャツ”に込められた思いなどをお聞きします。
第4回の更新は6月26日(月)。お楽しみに!