エンタメ

コラム・ブログ

TOP > エンタメ > コラム・ブログ > 各界からエール「ガォー!応援隊!!」

各界からエール「ガォー!応援隊!!」

6月 第4回
TAKUMAさん(全4回・最終回)

芸能界をはじめ各界のタイガースファンにご登場いただき、タイガースへの熱い想いを語っていただく「みんなでガオー!応援隊」。今月は京都府出身の3人組ロックバンド10-FEETのヴォーカル・ギターを担当する虎ファンの熱くてカッコいい男・TAKUMAさんにご登場いただきました。今日はその第4回目をお届けします。

TAKUMAさん

Q:元選手も含めてタイガースの選手とのエピソードがあれば教えてください

TAKUMA:藤原(正典)元投手との思い出が、ダントツに心に残っています。ある日突然、僕たちのライブに来てくれたんですよ。僕が阪神ファンっていう情報を聞いて、昔から10-FEET好きやったし、ひょっとしたら会えるかもって思ったそうです。受付スタッフから、タイガースの選手の方が来られてますけどって聞いた時は本当にびっくりしました。子供の頃から大好きやったチームの選手にこんな形で会えるのは、本当にうれしかったです。あと、昨年、伊藤(隼太)選手が僕たちの1sec.っていう曲を使ってくれて、うれしすぎて隼太選手の打順が来た時はテレビのボリュームを全開にしてました(笑)。榎田(大樹)選手も一緒に飲みに行った時、すごく気さくに話してくれて、それから試合見た後はちょいちょいラインでメッセージ送るようにしてるんですよ。

TAKUMAさん

Q:開幕戦では、チームスローガン「挑む」をテーマに「自分が挑むことを書いて共に戦おう!」と入場者全員に“挑むTシャツ”を配りTAKUMAさんにもご協力いただきました。ご自身の挑むこととして「前進に伴うリスクを恐れない」と書かれた理由は?

TAKUMA:チャレンジは失敗する可能性もありますけど、トライして失敗した後悔よりアクション起こさへんかった後悔に人間は弱くて、僕はそういうのを一番、長く引きずってしまいます。プロの世界って難しいですけど、やっぱりどこかしらでチャレンジ…ギャンブルに近いかもしれませんが、ほんまにすべてを失うかもしれんよっていう場面で勝負に出ないといけないこともある。どうせ寿命がきたら人間いつか死んでしまうから、行くとこ行ってちょっと場面つくろうぜ!って、みんながアクション起こせたらなって思いを込めて書きました。

TAKUMAさん

Q:最後に、タイガースファンを代表して、ファンに一言お願いします

TAKUMA:マネーボールっていう映画を見てほしいです。ブラッドピットさんの主演で低迷していた野球チームを、革新的な球団運営で常勝チームに作りかえた実在のゼネラルマネージャーの成功物語です。この映画では、選手の一人一人にいろんな生活背景や事情があって、みんなユニフォーム脱いだら普通の人と同じように悩んだり苦しんだり、喜んだりする姿が垣間見れる作品です。
僕が一番好きなのは腕の神経を痛めて、戦力外通知を受けたキャッチャーがもう一度他球団に拾ってもらって、これでこれからも奥さんと子供を守っていけるって喜ぶシーン。感動します。野球は単純にこの選手、このチームが好きって理由で応援するのが一番楽しいし、すべてかなとは思ってますけど、選手それぞれが背負ってるものをプレーに感じ取るのも、ゲームを楽しくしてくれるんじゃないでしょうか。ぜひマネーボールを見てから一緒に阪神を応援しましょう!

“挑むTシャツ”に込められたTAKUMAさんの思い、プロ野球選手やアーティストだけではなく、みんなの心に響きますよね。さあいよいよ、梅雨が明けたら夏本番!マネーボールを見て、みんなでタイガースを応援しまくりましょう!

今回でTAKUMAさんのインタビューは最終回となります。

バックナンバー