- 10月 第3回
- ますだおかだ 増田英彦さん(全5回)
芸能界をはじめ各界のタイガースファンにご登場いただき、タイガースへの熱い想いを語っていただく「みんなでガオー!応援隊」。今月はM-1第2回チャンピオンでもあり、さまざまなジャンルのメディアで活躍中の漫才コンビ、ますだおかだの増田英彦さんにご登場いただきました。今日はその第3回目をお届けします。
Q:甲子園球場にはよく観戦に行かれますか?
増田:プライベートでは年1回ぐらいですね。でも、仕事絡みでは年5~6試合くらいは観戦していますね。
実際のところ、野球はちゃんとテレビで配球を見たい人なんです。球場で観戦している時って、一球一球の配球を見れないでしょ?甲子園でファン一体になって騒ぐのも楽しいですけど、どちらかといえば僕は考えながら野球を見て楽しみたい方なんです。そういうふうに変わったのは、野村(克也)監督の時からです。
Q:今のタイガースについて、どんなふうに見られていますか?
増田:僕は、金本(知憲)監督のタイガースは正直まだオープン戦やと思っています。去年4位やって、今年3位、来年2位そして再来年に優勝をつかみ取ってくれたら良いと思っているんです。でも、そんな希望以上に今年は素晴らしい野球をやってくれていて、今年2位っていうのが実は逆にちょっと怖いなって思っています。なぜかというと、この2位っていうのが、92年とその後11年間の阪神タイガースを思い出してしまうからなんです。92年のタイガースは、2位になって結局ヤクルトに負けました。当時僕は、広告代理店で阪神タイガースの営業担当をしていて、甲子園球場で敵の胴上げを目の当たりにしているんです。当時の若トラは亀山(努)さん、新庄(剛志)さんが活躍する若いチームで、このままの勢いで行くかと思ったら92年から次に優勝するまで11年かかったんですよ。ただの思い込みと思いますけど、特に若い力が出てきて2位を取っているところは、ちょっと92年とかぶるんですよね。心配性の阪神タイガースファンとしては、なんやったら失速して3位なってもらってもよかった(笑)。でも、オープン戦やと思っていたのに2位っていう結果は、来年につながる希望になりましたよね。
まだオープン戦!っていう増田さんの考え方は新鮮でしたよね。次週は、増田さんの応援スタイルなどについて教えていただきます。
第4回の更新は10月23日(月)。お楽しみに!