5/25(土)、26(日)は阪神甲子園球場でファイターズ戦が行われます。過去の対戦成績は14勝21敗1分と大きく負け越していますが、投打ともに好調なだけに連勝といきたいところ!そして注目が集まる藤浪選手vs大谷選手の直接対決実現も気になる一戦です!気になるファイターズ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
ファイターズとの最後の対戦カードは、2012年に行われた敵地・札幌ドームでの2連戦。
第1戦は1点を争う息詰まる展開となった。タイガースは3回表、先頭・ブラゼルの安打などで1死満塁の好機をつくると、大和の内野安打で1点を先制。先発・能見は8回1失点の力投でチームを鼓舞した。その後は延長戦にもつれ込んだ末、惜しくも敗れる結果となったが、昨季のパ・リーグ王者を最後まで苦しめる好ゲームとなった。
第2戦も敗れはしたが、節目の記録が生まれた。2点を先制されて迎えた5回表、ファイターズ先発・武田勝から鳥谷が適時打を放ち1点差とする。なおも続く好機で、4番・金本に通算1500打点となる2点適時二塁打が飛び出し、一時は試合をひっくり返す健闘を見せた。
ファイターズとの交流戦通算成績は14勝21敗1分と負け越している。しかし、お互いのチーム状況からすれば、今季は十分に巻き返し可能だ。今までのイメージを一掃すべく、昨季リーグ王者を甲子園で迎え撃つ。
今季、ここまで苦戦を強いられているファイターズだが、昨季のリーグ王者は決して油断できる相手ではない。特に打線では、中軸に中田、アブレイユと強力な右打者が並び、チーム本塁打数はリーグトップ。着実に勝利を重ねるためには、手痛い1発に細心の注意を払う必要がありそうだ。
スキのない試合運びをするためには、歴戦のベテラン・安藤優也がキーマンとなる。
プロ12年目となる今季は、リリーフとしてチームに貢献中。年齢を感じさせない力感あふれるピッチングで、防御率1.15と好成績を残している。特に今季は右打者に対して、被打率1割台と抜群。得意球のひとつであるスライダーが効果的に働いており、相手打者は苦戦を強いられているようだ。ファイターズは中軸以外にも右打者が多いだけに、その力を存分に発揮するチャンスだ。
先発での実績もある安藤にとって、受け継ぐバトンの重みは十分に理解している。慣れ親しんだ甲子園のマウンドで背番号16が躍動する。
※文章中のデータは2013年5月16日終了時点
対戦打者 | 打数 | 被安打 | 奪三振 | 被打率 |
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左打者 | 18 | 5 | 1 | .278 |
右打者 | 35 | 5 | 10 | .143 |
※データは2013年5月16日終了時点