8/13(火)~8/15(木)は京セラドーム大阪に、カープを迎えての3連戦。
8月のカープ戦は8試合中5試合がタイガースの主催試合。しかしここまで主催試合でのカープ戦は3勝3敗と五分!ホームで勝って勢いをつけたい!
気になるカープ戦のみどころを注目データとともにお届けします!
カープとの前回対戦は、7月に行われた敵地・マツダスタジアムでの3連戦。
第1戦は先制を許した直後の2回表、新井貴、今成の連続アーチですぐさま逆転に成功。援護をもらった先発・メッセンジャーは、危なげないピッチングで9回1失点の完投勝利を挙げた。
第2戦は両軍無得点で迎えた7回表、代打・西岡の押し出し四球で待望の先制点を挙げると、続く坂の2点適時打でリードを広げた。坂はこの日、3安打2打点の大活躍。投げては、先発・榎田が6回無失点の好投。その後は安藤、加藤、福原とつないで逃げ切った。
連勝で迎えた第3戦は、先発・藤浪が6回無失点の好投を見せると、リリーフ陣も得点を許さず完封リレー。打線も6回表に鳥谷が先制ソロを放てば、9回には坂、西岡の適時打で3点を挙げる活躍。この3連戦見事な試合運びで、タイガースが敵地での3タテに成功した。
前回対戦の3連勝で、カープとの対戦内訳は7勝4敗と一気に優勢となった。舞台を京セラドームに移して、さらに勝ち星を稼ぎにかかる。
前回カードでは大竹、前田健といった相手のエース級投手を相手に見事勝利を収めたタイガース。タイガース投手陣は3試合でわずか3失点とほとんどスキがなかっただけに、打線の援護さえあれば今カードの3連勝も十分に考えられるだろう。
勝利のキーマンとなるべき存在は、前回カードで大活躍だった坂克彦だ。
内外野を問わずに守れるユーティリティー性や、代打代走などマルチな活躍でチームに貢献する坂。6月に入ってからはスタメンでの出場機会も徐々に増えはじめ、バットでの貢献も見逃せなくなってきた。特にカープ戦では.389の高打率をマーク。前回カードでも、終盤の競った展開で2本の適時打を放つなど、チームの勝利に大きく貢献した。
伏兵として打線に厚みを持たせる坂。これまで故障に泣かされる機会も多かったが、プロ10年目となる節目の今季は一味違う。大観衆の前でプレーできる喜びを胸に、いぶし銀の活躍が勝利の隠し味となる。
※文章中のデータは2013年8月4日終了時点
対戦チーム | 打数 | 安打 | 打点 | 打率 |
---|---|---|---|---|
広島 | 18 | 7 | 3 | .389 |
中日 | 18 | 4 | 1 | .222 |
DeNA | 20 | 4 | 0 | .200 |
巨人 | 20 | 3 | 2 | .150 |
ヤクルト | 7 | 1 | 0 | .143 |
※データは2013年8月4日終了時点