9/6(金)~8(日)は阪神甲子園球場に、ジャイアンツを迎えての3連戦!東京ドーム3連敗の雪辱を果たすのは今!
佳境を迎えるジャイアンツ戦のみどころを、注目データとともにお届けします。
ジャイアンツとの前回対戦は、8月27日から東京ドームで行われた3連戦。
第1戦は序盤からチャンスこそ生まれるものの、ここぞの場面であと1本が出ず。リリーフ登板のボイヤー、加藤、久保は無失点と意地を見せ、味方の反撃を待ち続けたが勝利には及ばなかった。
第2戦は2点を追う4回表、福留に右翼ポール直撃の2ランが飛び出し、試合を振り出しに戻す。この勢いに乗って逆転勝利といきたかったが、投手陣が粘れずに敗戦となった。
第3戦は1点リードで迎えた6回表、マートンが2試合連続となるソロを放ち加点する。このまま逃げ切りたかったが、8回以降に得点を重ねられ惜しくも敗戦。それでも首位決戦にふさわしく、手に汗握る試合展開となった。
ここまでの対戦内訳は9勝10敗1分とほぼ互角。今季のジャイアンツ戦は残すところあと4試合となったが、狙うはもちろん全勝。気迫を増す猛虎戦士たちが、死力を尽くす覚悟で大一番に挑む。
逆転優勝のためにも、9月からの試合は簡単に落とすわけにはいかない。それが首位・ジャイアンツとの試合であればなおさらのことだ。
確実な勝利へと近づくためには、マートンの一撃が必要だ。
今季は4番として存在感を発揮し、猛虎打線をけん引。3本のサヨナラ打を放つなど、抜群の勝負強さを披露している。そんな頼れる助っ人のバットは、佳境を迎えるシーズン終盤であっても衰えないはずだ。
というのも来日してからのマートンは、本来なら疲れも見えてくる9月以降もコンスタントに打率3割以上を残しているのだ。特に来日2年目の2011年には、9月から10月にかけて球団記録となる30試合連続安打をマーク。一度打ち始めたら止まらないバッティングを、今季もきっと見せてくれるはずだ。宿敵・ジャイアンツとの今季最後の3連戦も、4番の勝負強い一打が欠かせない。
8年ぶりのリーグ優勝へ向かって、チームはまだまだ諦めてなどいない。最後まで全力で走り続けるためにも、マートンの大爆発でラストスパートをかける。
※文章中のデータは2013年8月29日終了時点
年度 | 打数 | 安打 | 本塁打 | 打点 | 打率 |
---|---|---|---|---|---|
2010 | 122 | 47 | 2 | 14 | .385 |
2011 | 167 | 57 | 5 | 26 | .341 |
2012 | 78 | 25 | 1 | 11 | .321 |
※データは2013年8月29日終了時点