9/10(火)~12(木)は阪神甲子園球場に、ドラゴンズを迎えての3連戦!
最後まで息の抜けない戦いが続く今シーズン!ホームの大歓声で、ラストスパートへ勢いをつけたい!
気になるドラゴンズ戦のみどころを、注目データとともにお届けします。
ドラゴンズとの前回対戦は、8月23日からナゴヤドームで行われた3連戦。
第1戦は2点を追う6回表、福留、新井良、清水の3者連続適時打などで一挙5点を奪い、試合をひっくり返す。続く7回には代打・桧山の適時二塁打で2点を追加し、試合を決めた。
第2戦は1点ビハインドで迎えた9回表、相手の失策間に同点とすると、なおも続く好機で西岡に値千金の適時打が飛び出すなど、この回4点を奪い逆転に成功。その裏を締めた福原は自身初となる10セーブ目を挙げ、逆転白星に花を添えた。
連勝で迎えた第3戦は、初回に新井貴の適時打で幸先良く先制。続く2回には4者連続適時打を含む集中打で大量6点を追加し、序盤で圧倒的優位に立った。投げては、先発・メッセンジャーが相手打線を6回途中まで無安打に抑える好投。かつて鬼門とも呼ばれたナゴヤドームで見事なカード3連勝を飾った。
ここまでの対戦内訳は11勝7敗とドラゴンズを圧倒。前回カードのいきおいそのままに、甲子園でも連勝街道を突っ走る。
タイガースはドラゴンズ戦5連勝中と波に乗っている。前回対戦では3試合で32安打20得点と打線が爆発した。一方のドラゴンズは投手陣が安定感を欠き、チーム防御率は4点台目前。得点を奪うのは難しくないだけに、序盤からリードを奪って試合を優位に進めたいところだ。
そして最終回は、福原忍に託せば勝利は手にしたも同然だ。
今季は41試合に登板し、防御率は0.98と非の打ちどころのない成績。タイガース一筋15年目のベテランとして、ブルペンを背負って立つ存在だ。そんな福原は6月25日のドラゴンズ戦で今季初セーブを挙げると、それからというもの11度のセーブ機会をすべて成功させる好調ぶり。シーズン途中からの抑え起用にも関わらず抜群の安定感を発揮し、他チームの守護神たちと比べても文句なしの成績だ。
頼もしきベテランは、シーズンが佳境を迎えてもまだまだ元気。この男の剛速球がうなりを上げれば、甲子園には勝利の大歓声がこだますることだろう。
※文章中のデータは2013年9月1日終了時点
投手名 | チーム | 成功率 |
---|---|---|
福原 忍 | 阪神 | 100% |
西村 健太朗 | 巨人 | 100% |
ソーサ | DeNA | 100% |
岩瀬 仁紀 | 中日 | 88% |
ミコライオ | 広島 | 75% |
山本 哲哉 | ヤクルト | 75% |
※6月25日以降の各球団の最多セーブ者を対象
※データは2013年9月1日終了時点