中日ドラゴンズ
8.12(FRI)13(SAT)14(SUN)
京セラドーム大阪
ビジター9試合を終え地元・関西に帰ってきた金本阪神。
まずは京セラドームで中日を迎え撃つ。京セラドームでの中日戦に限れば昨年、6戦全勝。14年4月2日から11連勝も飾っている。抜群の相性の良さを追い風に、勝利を積み重ねたい。
初戦は大黒柱のメッセンジャーで勝利をつかみたい。
今季、3月25日の中日との開幕戦では7回途中4失点で黒星を喫したが昨年、京セラドームで4試合に先発し1勝0敗、防御率1.55。
「マウンドが硬いから好きだよ」と得意にしているマウンド。「昨年は達成できずに悔しかった」と2年ぶりの2ケタ勝利へ意気込む助っ人右腕。
中日の先発・バルデスとは今季初対戦だが昨年は1勝1敗、防御率1.95と封じられた。メッセンジャーが投げ合いを制し、チームに勢いを呼び込みたい。
2戦目は青柳が初の中日狩りに挑む。
「面白いと思っている」と金本監督が後半戦のキーマンのひとりとして名前を挙げたルーキー右腕。
4日のDeNA戦(横浜)後は「自分のために役立つ」と、自主的にノックを受けるなどフィールディングの向上にも励んできた。
サイドスローとアンダースローの中間で、クオータスローと自称する変則フォームから力強い直球を武器にしているルーキー。四球から崩れる場面が目立つだけに、無駄な四球に気を付け、4勝目を目指す。
一方、中日の先発はジョーダンが予想される。今季、5試合で3勝1敗、防御率1.82と封じ込まれている左腕。
だが、7月31日には先発4度目の対戦でようやく攻略し黒星を付けた。苦手意識を払拭し、青柳を援護したい。
3戦目は阪神は岩崎、中日はドラフト1位ルーキー・小笠原の両左腕マッチアップが予想される。
7日のヤクルト戦(神宮)は5回2失点で先発の役割は果たしたもののチームが逆転負けする不運で白星を逃したが、ここ2試合は安定した投球を続けている。7月31日の中日戦(甲子園)で7回1失点の好投。8試合ぶりの白星で2勝目をマークした相手を再び沈黙させたい。中日の小笠原は今季、8試合に登板(先発は5試合)し0勝3敗とプロ初勝利が遠い。髙山とのドラ1対決にも注目したいところだ。
11日の広島戦(マツダ)は7回に藤浪、ゴメスの失策が絡んで逆転負け。
2カード連続負け越しで3位DeNAとは5差に広がっただけに踏ん張りどころ。
最下位に低迷し、谷繁監督が休養に入った中日を相手に取りこぼしは避けたい。着実に白星をつかみAクラス争いに加わりたい。