ニュース

球団ニュース

TOP > ニュース > 球団ニュース

チームニュース

ニュース一覧

秀太選手現役引退について
2009年09月18日 更新

阪神タイガース・秀太(田中秀太)選手(32)が今季限りで現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。本日18日、秀太選手は記者会見をおこない、引退を決めた心境とファンへの感謝の気持ちを語りました。また会見終了間際には同級生の金村暁選手、新井選手がユニフォーム姿でかけつけ花束を手渡しました。秀太選手の笑顔に、会見場は拍手につつまれました。

秀太選手引退記者会見

このたびわたくし田中秀太は、現役を引退することを決意いたしました。15年にわたってお世話になりました阪神タイガース、そしてあたたかい声援をいただきましたファンの皆様にはお礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。

 

―引退の決意。
1軍選手として戦力になりたいと思ってやってきましたが、今年もなかなか1軍に上がれることがなく、8月半ばぐらいに、もう厳しいかなと思いました。

―決断まで。
家族にも相談しましたが最終的には自分で決めました。尊敬している先輩、片岡さ んにも相談しました。片岡さんからは、自分で決めたならと。ただ、最後まで一生懸命やりなさいと言っていただきました。15年たってしまうと、あっという 間で、まだやりたいこともあったとは思うが、よくやったなと思います。

 

―振り返って。
この5年間1軍でヒットが無かった。先日イチロー選手が9年連続で 200本を打ったという話がありましたが、自分は15年でちょうど200本のヒットだった。何とか201本目を打ちたいと頑張ってきたんですが。野村監督 が来られて1軍に推薦してくれなかったら自分は無かったと思う。ただその後、チャンスがあったのに掴みきれなかったというもどかしさもある。タイガースに来て優勝の輪の中にいれたのはプラスになると思います。入った時は弱いタイガースで始まって、まさか優勝できると思ってなかった。最後のヒットが2004年(8月21日対ヤクルト20回戦、延長12回)のホームランだったので神宮で打ったそれが印象に残っています。今後についてはまだ決まってい ないが、今からじっくり時間をかけて考えたい。タイガースで15年間お世話になって、感謝の気持ちでいっぱいです。また、クライマックス・シリーズ出場を 争っているチームの皆さんがいる中でこんな会見をして申し訳ないと思っています。ぜひクライマックスに行ってほしい。

―ファンの皆さまへ。
控えで出ることが多かったが、あたたかい声援をくれたファンの皆さんには感謝していますし、ファンの人に支えてもらったことは忘れないでこれからもやっていきたい。

○初出場 1995.9.21対横浜23回戦(横浜)<9回 代打>
○初スタメン 1999.4.15対横浜3回戦(甲子園)<8番 二塁手>
○初安打 1999.4.3対巨人2回戦(東京ドーム)<6回 二安打 投手:河野>
○初本塁打 2000.5.7対広島8回戦(広島)<6回 投手:黒田>
○初打点 1999.5.2対広島6回戦(甲子園)<10回 投手:小林幹>
○初盗塁 1999.4.27対中日2回戦(岐阜)<8回 二盗>