- フォッサム選手入団会見
- 2010年01月28日 更新
27日、ケーシー・フォッサム選手が入団会見をおこないました。移動時間が長いため、通常ラフな服装で登場する選手も多い中、フォッサム選手はきちんとスーツを着用して日本に降り立ちました。「野球に取り組む選手の姿勢も学びたい」と早くも日本の野球を吸収する姿勢を見せ、来日の喜びと意気込みを語りました。ファンの皆さま、ご声援をよろしくお願いいたします。背番号は58。
フォッサム選手のコメント(会見より)
―投球スタイル
井川選手とプレーする機会があったが、似たプレースタイルだと思う。カーブ、スライダーを使って三振を獲れるピッチング。ワインドアップでゆったりとしたフォームで投げます。遅いカーブがあって「フォッサム・フリップ」というあだ名がついていた。最遅で43マイル(約69km/時)もあったが、これは驚かせるためのボールです。
―日本について
わくわくしていてここ1週間は毎朝がクリスマスのようだった。飛行機の中で、ランディといろんな会話もできた。井川選手とは特に日本語は教わっていないが、一緒にゲームをやったりしていたよ。日本人選手とプレーする機会があったが、日本人選手の仕事への取り組み方、野球への強い気持ちを学んで、さらにいい選手になれればと思う。選手が野球に取り組む姿勢をリスペクトしながら、チームで動く野球も学びたい。井川選手からはボールの球速を変える、ということと、ランナーを動かしてくる野球についてアドバイスを受けた。
―タイガースの印象
アメリカでのボストン・レッドソックスのような印象。もともとレッドソックスからプロに入ったので、メディアやファンの数もすごく、同じようなイメージ。巨人戦?そういうライバル関係は知っているが、あまり考えずに野球に集中したい。同じ1つの試合なので。
―ファンの皆さんへ
ここに来れて興奮している。5万人のファンの前で投げられることが光栄です。契約をしてから来日にいたるまで、球団からはファーストクラスの待遇を受けてきたと思っている。