- ジェフ・ウィリアムス選手の現役引退について
- 11年02月14日 更新
元阪神タイガースのジェフ・ウィリアムス選手(38)が現役を引退することが決まりましたのでお知らせいたします。
ウィリアムス選手のコメント
「復帰を目指してずっとリハビリをしていましたが、左肩の故障が再発したので、現役を続行する事は不可能と判断し、引退を決めました。タイガースから現役引退を発表したのは、自分が最も愛着のある、そしてお世話になった球団だからそうしたかったのです。タイガースでの思い出は、03年と05年のリーグ優勝です。特に05年は、球児や久保田と共に「JFK」と呼ばれたシーズンで、自分の中でリリーフとしてのスタイルを確立できたこともあり、とても印象深い優勝でした。また、甲子園球場で投げるときのタイガースファンの素晴らしい声援、あのサポートは日本を離れた今でも心に残っています。今後について現時点では何も決まっていませんが、自分としてはタイガースの一員としてタイガースのお役に立てればと思っています。ファンの皆さん、本当にありがとうございました。」各選手のコメント~ウィリアムス選手引退について~
金本選手:ビックリです。つい先日、また一緒にプレーしようとメッセージを送ったばっかりだったのに。残念です。
藤川選手:もう1度投げるところを観たかったです。心からお疲れ様でしたと伝えたい。怪我で退団してからも、努力し続けていたということは聞いていました。そういう先輩がいたということは絶対に忘れないし、僕の財産です。ただ、やっぱり残念というのが本音です。
久保田選手:一緒にプレーできて本当に幸せだったし、良かったと思う。これから先、何をするにしてもジェフなら、どんな場でも活躍できると思うので、頑張って欲しい。
鳥谷選手:05年の優勝はジェフ抜きには間違いなく出来なかったし、1番近くで見ていたマウンド上のジェフの後ろ姿は、本当に頼もしかったと鮮明に覚えています。本当にお疲れ様でした。新たな形での活躍を期待しています。
ウィリアムス選手プロフィール
生年月日 | 1972.6.6 |
---|---|
出身地 | オーストラリア |
投打 | 左投右打 |
身長/体重 | 183cm/89kg |
球歴 | サウスイースタン・ルイジアナ大-ドジャース(1999~2002年)-阪神(2003~2009年) |
初登板 | 2003.3.29 対横浜2回戦(横浜)<7回 中継ぎ> |
初勝利 | 2003.7.20 対広島17回戦(甲子園)<完了> |
初敗北 | 2003.6.1 対巨人12回戦(東京ドーム)<完了> |
初セーブ | 2003.3.30 対横浜3回戦(横浜) |
初ホールドポイント | 2005.4.6 対広島2回戦(広島)<ホールド> |
初奪三振 | 2003.3.29 対横浜2回戦(横浜)<7回 打者:佐伯> |
日本シリーズ出場 | 2回 2003年、2005年 |
オリンピック出場(オーストラリア代表) | 1996年(アトランタ)、2004年(アテネ)<銀メダル> |
WBC(オーストラリア代表) | 2006年(代表に内定するも、手術後のため辞退) |
年度別成績
年度 | 所属 | 試合 | 勝 | 敗 | セーブ | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|
NPB計:7年 | 371 | 16 | 17 | 47 | 2.20 | |
MLB計:4年 | 37 | 1 | 0 | 0 | 7.49 | |
2003 | 阪神 | 52 | 1 | 1 | 25 | 1.54 |
2004 | 〃 | 51 | 2 | 4 | 14 | 3.28 |
2005 | 〃 | 75 | 3 | 3 | 0 | 2.11 |
2006 | 〃 | 47 | 3 | 2 | 3 | 1.90 |
2007 | 〃 | 60 | 1 | 2 | 0 | 0.96 |
2008 | 〃 | 55 | 5 | 4 | 5 | 3.09 |
2009 | 〃 | 31 | 1 | 1 | 0 | 3.58 |
日本シリーズ成績
年度 | 所属 | 試合 | 勝 | 敗 | セーブ | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|
計2年 | 4 | 1 | 0 | 1 | 0.00 | |
2003 | 阪神 | 3 | 1 | 0 | 1 | 0.00 |
2005 | 〃 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0.00 |