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金本知憲選手が契約更改
2011年12月19日 更新

19日(月)、金本知憲選手が球団事務所での契約更改終了後に会見を行いました。

金本知憲選手のコメント(会見より)

―サインはされましたか?

金本:しました。

―金額的には?

金本:目一杯減りました。

―去年、一昨年も厳しい契約更改だったと思いますが。

金本:成績がそのまま給料に反映されるので仕方ないです。

―15分程度と短めの交渉でしたが、話の内容はどのようなものでしたか?

金本:金額の交渉などはあまりなく、チームの話や僕の肩の話が多かったですね。

―チームの話とは具体的にどのようなお話でしょうか?

金本:監督が変わるので、最年長と言う事もあり、自分の立場をよく考えて引っ張っていってほしいという話です。

―復活をかけた2011年、いかがでしたでしょうか?

金本:復活できませんでした。

―肩の影響などがあったと思いますが?

金本:自分の想像と違ったのが、バッティングにここまで影響があるというのは想定外でした。

―夏以降、さすが金本選手という当たりも結構見られたのですが。

金本:引っ張る打球に関しては、かなり強く振れるようになり、夏以降から右中間・センター方向にも良い打球が飛び始めたので、来年もいけるんじゃないか、来年一年チャレンジしてみようと言う気持ちが出てきました。

―良い感じでシーズンを終えられたと捉えて良いでしょうか?

金本:成績は別にして、肩の調子は上り調子でシーズンを終えました。

―現時点での肩の状態はいかがでしょうか?

金本:投げる方は85%くらい上がってきました。バッティングは少しずつ始めていますが、良い打球が飛び始めたような気がします。

―今年では、今が一番肩の状態が良いということでしょうか?

金本:今が一番良いですね、今開幕してくれたらいいなと思います。ここ2年ではダントツに良い状態です。

―今、体をいじめてバリバリ動いていると言う情報もありますが?

金本:詰めてやりすぎて、オーバーワーク的なところも正直あります。

―春季キャンプまでの調整プランはいかがでしょうか?

金本:今は体力・筋力を全盛期に近い状態に戻して、できれば沖縄キャンプの第1クールのどこかでシートノックに入れるようにもっていき、打つ方では第2クールくらいに、フリーバッティングでレフトスタンドにもホームランが打てるように目指してやってます。

―来年のキャンプは、1か月間沖縄というのもプラス材料になりますか?

金本:そうですね、広島時代からずっと沖縄と日南、沖縄と高知と移動するキャンプを送ってきて、1か所に1カ月と言うのは初めてなので、ご飯とかどこへ食べに行こうかなという悩みはありますが、飽きないようにやっていきたいと思います。

―来年はプロ21シーズン目になりますが、抱負をお願いします。

金本:目標の数字を上げるような立場ではないので、1試合でも多く出場できるよう、出場した試合を大事にして結果を出していけば数字もついてくると思います。新井(貴浩)さんがホームラン40本打つと公言してましたが、僕自身は40本は無理そうなので、なんとかくらいついて新井さんの半分くらいを打ちたいと思ってます。

―半分でいいんですか?

金本:本当はもっと打ちたいのですが、新井さんがもしかしたら50本打つかもしれないので、その時は25本打ちたいと思います。

―ドラフト1位で同じ外野手の伊藤隼太選手も入団しましたが?

金本:良い若い選手が入ってくるのは、チームにとって良いことです。21歳違いで息子であってもおかしくない年の差ですが、若い選手に負けないくらいの元気さを持って頑張りたいです。

―和田新監督のもとでの2012年はいかがでしょうか?

金本:和田監督は、野球に対して、勝つことに対して、情熱を持ってる方なので、僕らもその情熱に乗っかり熱くやっていきたいと思います。

―復活を期待している全国のファンに一言どうぞ。

金本:去年復活すると言って、試合には出られましたが数字に出なかったので、1年遅れですが来年こそ本当の意味での復活をしたいと思います。