- 日高剛選手が現役引退を発表
- 2014年10月03日 更新
3日(金)、日高剛選手が今季限りでの引退を発表し、同日、球団事務所にて会見を行いました。
日高剛選手コメント(会見より)
今シーズンをもちましてプロ野球19年間の生活を終えることを、皆さんの前で報告させていただきます。
―引退を決断した理由は?
プロ野球選手である以上、やっぱり1軍で戦力にならないといけないと思っていたのに、それが1回しか1軍に上がれず、そういう気持ちの中で、自分自身の中で戦力になってないんじゃないか、もうそろそろ潮時なんじゃないか、という風なことはずっと思っていました。
―印象に残っているシーンは?
大した記録も、印象も残していないと思うのですが、去年の巨人対阪神戦での移籍の第2号ホームランですかね。
巨人戦でホームランを打つということが、すごい試合なんだなと実感した一本でした。
―19年の中で2年阪神タイガースでプレーされましたが、タイガースのユニフォームを着て戦った2年間の印象は?
伝統のある球団で、2年間しか着れなかったですけど、縦じまのユニフォームを着させてもらったというのは、すごく感謝の気持ちでいっぱいです。
―チームメイトに対しては?
一昨年、快く気持ちよく本当に入りやすい環境を作ってくれた選手たちには本当に感謝しています。
―キャッチャーで勝負した19年というのは?
山あり谷ありじゃないですが、いい勉強をさせてもらい、自分でもいい成長をした19年じゃなかったかなと思います。
―今回の決断に至るまでに、最後に後押しした部分や支えてくれた方々は?
個人的に数を言ったらきりがないですが、やはり僕一人の力では19年というのは支えていけなかったと思うので、本当に周りの人に支えられながらの19年だったので、本当に周りの人に感謝の気持ちでいっぱいです。
―あらためて19年というのを振り返れますか?
全然振り返れます。19年、19年といいますが、僕の中では本当にすごく早い19年だったと思っているので。
―今後について決められていることはありますか?
さっきは早いと言いましたが19年もやってきたので、とりあえずゆっくりして、その後に考えようかなと思っています。
―最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。
良い時も悪い時も、後押し、声援を送っていただいた方が、ファンの方たちなので、本当にすごく有難い気持ちでいっぱいですし、その声援を受けながら野球が出来る幸せを感じさせてくれたので、心から感謝の気持ちでいっぱいです。
有難うございました。