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虎魂

自分のやるべきことを大切に<前編>

プロ5年目で初の開幕スタメンを勝ち取り、1年を通して一軍に帯同した昨季。打率も2割8分台を記録したが、出場試合は一昨年をわずかに下回った。レギュラーをつかみきれなかった点については悔しさをにじませるが、昨季の経験は今後の野球人生において大きなものになったと本人は振り返る。

「開幕スタメンという今までにない緊張感の中でプレーをして、3本ヒットも生まれていいスタートを切ることができたので、とても印象に残っています。それでもレギュラーを取るためには、もっとバッティングはもちろん、守備も磨いていかなければいけないことも痛感させられました。いろんな経験があった中でわかった課題をどうクリアしていくか、それが今の自分には大切になっていると思います」

プロ入りからさまざまな経験をする中で、自身の精神的な成長も感じているという。

「プロに入ったときは、マイナスなことがあると、どうしてもそこだけを気にしてしまう傾向が強く、切り替えをうまく……。

自分のやるべきことを大切にショートver<前編>終了。

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