チームの皆とともに<後編>
6月17日、交流戦最後の登板で、古巣・ソフトバンク相手にマウンドにあがった。エラー絡みで1点を失うも、6回を投げて被安打4、7奪三振と好投。白星を得ることはできなかったが、新天地で躍動する姿を見せつけた。
「開幕してから、(古巣の選手たちから)連絡をもらったりもしました。できすぎだって言われましたね(笑)。チームが変わるとこういうところが違うんだなとか、練習一つをとってもこういうところが変わるんだなとか、色々感じるものがあって、それを自分で理解していくことで考え方が広がった気がしています」
まだ移籍して半年が過ぎたぐらいだが、多くのことを得ながら日々を過ごしているという左腕。元々のクレバーさに新たな“経験”が重なり、選手としての特徴が色濃くなり始めている。
さらに、移籍によって得た出会いもまた、彼の野球人生にプラスになっている。ここまで登板した全試合でバッテリーを組んでいる坂本誠志郎の存在だ。勝利をした際のヒーローインタビューやコメントで度々、感謝を口にする“女房役”の存在は、大竹にとってもかけがえのないものになりつつある。
ちなみに、ともにプレーするのは当然ながら初めてのふたりだが…
チームの皆とともにショートver<後編>終了。
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