Q:横浜生まれで帝京大学のご出身ということですが、関西にはもう慣れましたか?
青柳: 関西は別に不慣れではないんですよ。僕の祖母は神戸に住んでいて、毎年僕達に会いに来てくれていましたし、母親も神戸出身なんです。そして、祖母は熱狂的な阪神ファンで、母親は怒ると今でも関西弁が出るんで(笑)。だからもとから馴染みがあって、慣れた土地っていう感じです。
Q:入団して1年目のシーズン、チームにはもう溶け込めましたか?
青柳: 僕、実は結構人見知りなんで、なかなか積極的に話しにいったりするのが得意じゃないんですよ。チームの先輩方はすごく話しかけてくれるんですけど、受け答えもなかなかうまくできなくて…。何か話しかけてもらっても、「ハイそうです」ってだけじゃ会話がそこで終わっちゃうじゃないですか。そこでもうちょいしゃべれるようにしなきゃいけないんですけど、まだあまりできていないんです。もっと積極的に話せるように頑張らないとって思っています。
Q:プロ野球選手になって、大学生時代と大きく変わった事ってありますか?
青柳: そうですね、反省とその反省点を改善していくスピードですね。例えば先発ローテーションに入っていたら、当日の試合の反省点について、1週間後の登板までに改善しなくちゃいけないんです。改善点が僕自身の投球フォームにある場合は、フォームの癖を矯正しなくちゃいけませんし、投げた球種やコースが駄目だったのなら、その球を使わないのではなく、どう工夫すれば良いのか答えを出さなくちゃいけない。プロのマウンドに立ち続ける限り、先発ならこのプロセスを毎週毎週繰り返していきますし、中継ぎだと1日で答えを出すことを毎日やらなくちゃいけないんです。このスピード感は、大学生時代とはまったく違いますね。
第2回の更新は9月9日(金)。お楽しみに!