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中日ドラゴンズ

8.27(TUE)28(WED)29(THU)

阪神甲子園球場

いよいよ勝負のときが来た。シーズン残りは24試合。先週は今季初の5連勝を飾るなど、長期ロードは終盤に調子を上げて10勝10敗1分けと、2年連続の5割で乗り越えた。ここから、ホームの甲子園で中日、巨人との6連戦。まずは、3ゲーム差の3位・広島を全力で追う。

矢野監督も、待望の本拠での戦いへ向けて力を込める。「やっぱり久しぶりやから。また甲子園で、ワイワイこうできるような試合を見せたいし。残り全力で盛り上げられるように結果もね。もちろん出したいし、全力で頑張ります」と力強く誓った。

5連勝中は、1試合平均6.8点と打線が機能した。不動の1番・近本に、7月下旬の2軍落ちからはい上がってきた2番・木浪が好調をキープ。3番・福留、4番・マルテ、5番・糸原のクリーンアップも、ここに来てそろって調子を上げてきた。「ある程度そういうね、(理想的な)部分にはなってきている思うんで。まあそういう形は見えつつあるかな」と指揮官も、開幕から打線のやりくりに苦労してきただけに、表情は明るい。

また、先発陣が復調してきたこともプラスだ。先週は敗れた25日のヤクルト戦(神宮)以外、全5投手に勝ち星がついた。この大事なカード頭には、青柳が先発する。前回20日のDeNA戦(京セラD)では、6回途中無失点で8試合ぶりとなる6勝目を挙げた。2試合連続無失点の右腕は「チームがクライマックスシリーズに向かってやっている中で、僕もそれに貢献できたらなと思いますね。ずっといい投球が続いてることがうれしいですね」と充実感をにじませた。

中日は、高橋の右手小指の靱帯断裂からの復帰が大きい。さらに昨年8月にセ・リーグ新記録となる月間47安打を放ったビシエドが、今季もこの8月は打率3割8分8厘と夏男ぶりを発揮している。

ただ、阪神はリリーフ陣でも、ジョンソン、球児に加え、サウスポーの岩崎が14試合連続無失点。中日には今季7勝12敗1分けと苦戦中だが、投打がかみあいつつあるだけに勝機は十分にありそうだ。

スケジュール

8/27 8/28 8/29
甲子園
神-中
18:00開始
甲子園
神-中
18:00開始
甲子園
神-中
18:00開始