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読売ジャイアンツ

8.30(FRI)31(SAT)9.1(SUN)

阪神甲子園球場

もう、一試合も負けられない。シーズンもいよいよ佳境に入り、4位から少しでも順位を上げたいところ。ホームで、首位・巨人との3連戦だ。広島、DeNAにはまだまだ追いつけるゲーム差だけに、一戦必勝で臨む。

今季、既に巨人戦にはシーズン負け越しが決定済み。永遠のライバルには、8年連続となる屈辱の結果となった。しかも、15日からの敵地での3連戦でも3連敗となったが、宿敵に63年の5度以来となる同一シーズン4度目の3タテを喫した。

上位浮上を目指すのはもちろん、矢野監督はその姿勢の重要性を強調する。「どんな状況になっても、どんな場面でも、この満員で入ってくれるファンの人らとかに『あぁ、こんな姿を見せるんや阪神!』っていうのをやっぱり見せようっていうことが大事と思うから。走る姿とか、そういうところから伝わったり、投げてる気持ちとか、表面にあふれ出ると思うんで」と奮起を期待した。

カード初戦の先発は、2年目サウスポーの髙橋遙。前回23日のヤクルト戦(神宮)では、6回2失点(自責1)の好投で7月7日の広島戦(甲子園)以来、自己最多の3勝目を挙げた。亜大時代に慣れ親しんだ思い出のマウンドでの、プロ初登板初白星だった。それゆえに今回も「たくさん投げさせてもらっている。いつでも勝てるよう一生懸命投げたい」と、気合い十分だった。

打線では、ドラフト1位の近本、同3位の木浪の「キナチカ」コンビが、いかに出塁できるかがカギを握る。この2人が塁上をにぎわせられれば、4番に昇格してから好調のマルテ、ベテランの福留にお任せだ。長打が持ち味の大山、梅野も後ろに控える。

リーグ制覇に向けてひた走る巨人は、看板の強力打線が、この時期も大きく機能。絶好調の坂本勇を筆頭に、丸、岡本、ゲレーロが健在ぶりを見せつける。さらに経験豊富なベテラン亀井、阿部も存在感十分だ。ただ、首位とはいえ巨人はリリーフの層の薄さが不安要素。逆に阪神は中継ぎ陣が充実しており、接戦に持ち込むことが、白星への近道となる。

スケジュール

8/30 8/31 9/1
甲子園
神-巨
18:00開始
甲子園
神-巨
18:00開始
甲子園
神-巨
18:00開始