東京ヤクルトスワローズ
9.18(WED)19(THU)
阪神甲子園球場
逆転でのクライマックスシリーズ(CS)進出へ、絶対に諦めない。15日の巨人戦(東京ドーム)で逆転負けを喫し、14年連続でのV逸が決まった。それでも、3位・広島とは3・5差。可能性が残る限り、一戦必勝は変わらない。本拠で最下位・ヤクルトとの2連戦。連勝が必須だ。
矢野監督は、リーグ優勝が消滅したとしても、戦う姿勢の重要性を強調する。「俺らは、それ(CSを目指す)しかできないし。今こそそういうことが問われる。戦う姿勢とか気持ちが、問われるような状況になってきている」と力を込めた。
初戦の先発マウンドに上がるのは青柳だ。今季飛躍を遂げた変速サイド右腕は、ここまで8勝9敗、防御率3.36。最近5試合も3勝1敗と、好調をキープしている。開幕から先発ローテを守り続け、2ケタ勝利も見えてきた。「先発としては1人でも1イニングでも1球でも多くと思っています。(2ケタ勝利は)シーズン当初からの目標ではあるので、そこまで意識せず、投げた試合は勝つというイメージでやっていきたい」と必勝を誓った。
打線ではルーキーの近本が、プロ野球の歴史を塗り替える勢いだ。今季ここまで150安打で、新人安打でプロ野球歴代単独5位とし、58年に巨人・長嶋茂雄が記録したセ・リーグ記録の153安打にあと3。残り8試合だけに、十分に射程圏内といえる。16日の巨人戦(東京ドーム)では41度目のマルチ安打を放ち、98年の坪井智哉を抜く球団の新人新記録と、まさに記録ラッシュだ。
さらに、現在33盗塁で、ヤクルト・山田哲と並んでリーグ首位。大記録達成に加え、タイトルの期待もかかる。それでも「塁に出て相手にプレッシャーをかけるのが自分の仕事」とあくまで冷静なのが頼もしい。
ヤクルトで注目は、売り出し中の村上。まだ19歳ながら今季35本塁打、94打点と、高卒2年目以内では53年の「怪童」西鉄・中西太がマークした最多の36本に王手をかけている。ただ、青柳は今季3本塁打を許しているだけに「やられっぱなしで終わるわけにはいかないので」と村上封じに意欲満々。キーマンを抑えれば、おのずと白星も見えてくる。
9/18 | 9/19 |
甲子園
神-ヤ
18:00開始 |
甲子園
神-ヤ
18:00開始 |